「若さを手に入れようともがくほど、苦しみは増していく」 体の変化に戸惑う36歳男性に「自己防衛おじさん」が伝えたいコト
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回相談するのは、翻訳・ライター業のEさん(兵庫県・40代男性)。
年齢のせいか、今まで好きだった食べ物が、最近あまり美味しく感じなくなり、食欲もわかなくなってしまった。
どうすればまた美味しく食事ができるようになるのかと悩んでいる。
読者のお悩み
36歳男性で一人暮らしです。だいぶ前から節約のため、自炊をするようにしています。
そのおかげで食費はかなり削減できましたし、料理をすること自体もなかなか楽しいのですが、最近は食事に関して別の悩みがあります。今まで食べてきたメニューや好きだったメニューが、年のせいなのか、最近あまり美味しく感じず、食欲もわかなくなってきてしまったのです。
例えば以前までは人並みに好きだったカレーライスは味がごちゃごちゃしていて何だか気持ち悪く、何にでも酸っぱい調味料をかけるくらい酸味が大好きだったのが今ではキツく感じて、敬遠するようになってしまいました。
食事は生活の基本で、それが充実していないと他のあらゆることへの活力もわかないため、困っています。どうすればまた、食事を美味しく食べられるようになるのでしょうか。
Eさん(奈良県・30代男性)
自己防衛おじさんはEさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
過去の自分にとらわれずに自己防衛
自己防衛おじさんの回答
人は、中年に差し掛かると、見た目も思考も嗜好でさえも変化します。
大人歴が長いと、これまでの状態がいつまでも続くものだと考えがちですが、実は中年以降に、驚くくらい体や嗜好の変化が待っているのです。
大味の料理や、主張が強い味付けの料理を大量に食べる頻度は徐々に減っていく。代わりに、良質で優しい味付けの食事をそう多くはない量でいただくようになる。これが中年以降の大人の食生活なのではないでしょうか?
30代も後半ともなると、もう若いとは言い切れない世代の入り口に立っていると言えるでしょう。
体の正直な変化とご自身の認識にタイムラグが発生しているのは、今までの自分に自分自身がとらわれているからかもしれません。
見た目の若さや過去の成功体験などを、今の自分でも手に入れようともがけばもがく程、苦しみは増していきます。
焦らず今の自分を受け入れて自己防衛。
過去にとらわれず「体の声」に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
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