「ベビーカーで電車に乗せた１歳息子がギャン泣き。抱っこして降りようとすると、男性客が後ろから...」（女性・30代）

次の駅が遠くてすぐに降りることも出来ず...

集合場所は電車で片道1時間ほどのところで、1人で子供を連れて電車に乗るのは不安でした。

そして、予感は的中。乗車中に息子がわんわんと泣き出してしまったのです。

車内はほどほどに人がいたので、周りの視線が気になります。途中で降りようかとも思いましたが、駅区間が長くてすぐには降りられず、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

ベビーカーから降ろして抱っこでゆらゆらとあやしているうちに息子が寝てくれたので、起こさないようにそのまま抱っこしていると、目的の駅に到着。片手に息子を抱えたまま、大量の荷物やベビーカーを運び出そうとしたときです。

後ろから男の人が無言でベビーカーを持って外に出してくれたのです。

その人はベビーカーを置くとそのままスタスタと行ってしまいました。

「ありがとうございます」と言いましたが、突然のことだったので聞こえていなかったかもしれません。

子供の泣きわめく声に焦りと不安を感じていましたが、さりげない優しさにほっとしました。

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