「最終バスを逃した高2の私に男性が『駅まで乗せてあげましょう』。知らない人の車になんて、と思ったけれど...」(大阪府・50代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Yさん(大阪府・50代女性)
Yさんは高校2年生の時、鹿児島から旅行に来ていた友人に会うために、フェリー乗り場を訪れた。
無事に再会を果たし、彼女はバスで帰ろうとしたのだが......。
<Yさんの体験談>
42年前、高校2年生だった私は大阪・南港に行きました。
中学1年のときに同じクラスで仲良くなって、鹿児島に転校していったあとも文通を続けていた友達(今も付き合いがあります!)に会うためです。
修学旅行で関西を訪れていた彼女とは、鹿児島行きのフェリーの乗り場で無事再会することが出来たのですが......。
「知らない人の車に乗るなんて...」
フェリーを見送って帰ろうとした時には、すでに最終バスが出てしまっていました。
最寄駅までは歩くとすごく時間がかかるし、夕方で日も落ちてきていて、とても歩ける状況ではありません。
その場で呆然としていると、30~40代くらいの男性に声をかけられました。
「駅まで乗せてあげましょう」
言葉は違うかもしれませんが、そういう内容でした。
「知らない人の車に乗るなんて、大丈夫か?」という不安もありましたが、他に帰る方法が思い当たらなかった私は地下鉄の駅まで乗せていただくことに。
その場でお礼は言いましたが、連絡先や名前は聞けないままになってしまいました。
その方は修学旅行で来ていた姪御さんに会いに来たと仰っていましたが、友達の学校とは違う学校だったので後にもお礼は伝えられませんでした。
「あのときはありがとう」の記事を読み、忘れていた40年も前のあの日のことが蘇りました!
あのときは本当にありがとうございました!と心から伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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