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これぞ「至高の甘味」 究極の和洋折衷「桔梗信玄餅×ロールケーキ」が宇宙規模で旨かった

大山 雄也

大山 雄也

2023.05.03 17:00
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山梨県を代表する銘菓といえば「桔梗信玄餅」だ。餅ときな粉、濃厚な黒蜜が仕掛ける「総攻撃」の虜になっている人も少なくないだろう。

そんな、ハチャメチャにウマイ和菓子であるところの桔梗信玄餅は、洋菓子にしても最高だということを、皆さんはご存じだろうか。

桔梗信玄餅生ロール、税込216円(2023年4月14日、Jタウンネット撮影=以下同)
桔梗信玄餅生ロール、税込216円(2023年4月14日、Jタウンネット撮影=以下同)

「桔梗信玄餅生ロール」だ。

桔梗信玄餅を製造・販売する「桔梗屋」は、桔梗信玄餅を使った様々な商品を販売している。そして「桔梗信玄餅生ロール」は、山梨県内の直営店舗とオンラインショップでしか販売されていない商品だ。

そんなレアな一品、せっかくなら山梨の空気と共に、味わいたい!

そう思ったJタウンネット記者は、山梨県に向かった。

甘みの宇宙が広がる

桔梗信玄餅生ロールの生地の外側には、きな粉がまぶしてある。そして生地と生クリームの間に黒蜜、生クリームの中にはなんとお餅が2つ入っている。

まさに和と洋、ロールケーキと桔梗信玄餅が「合体」した、甘党にとっては夢のような代物。はたして、その味は......。

桔梗屋甲府本館で購入した生ロールを携えて記者が訪れたのは、「和田峠みはらし広場」。甲府盆地と富士山を一望しながら、いざ実食。

開封した桔梗信玄餅生ロール
開封した桔梗信玄餅生ロール

桔梗信玄餅生ロールをひとくち食べた瞬間、記者の意識は「甘味の宇宙」へと飛ばされた。

濃厚な黒蜜と芳醇な生クリームのコンビネーション。もう、この味のことしか考えられない。

無心で食べ進めていくと「お待たせしました!」と言わんばかりにお餅が出現。食感のアクセントとなるそれはまるで、きらめく星のよう。小さいながらも存在感はバツグンで、このお菓子の満足感をさらに高めてくれた。

そんな突発的宇宙飛行も、安らぎを感じるほど優しい香りのきな粉とフワフワの生地のおかげでゆったりと地上に戻ってこられた。そして我に返った記者の目に映ったのは、山間に広がる美しい街並み。

地上に帰ってきた...
地上に帰ってきた...

桔梗信玄餅と、そのDNAを受け継いだ洋菓子、そしてそれらを生み出した山梨という土地。なんと恐ろしいことか......。

そしてさらに恐ろしいことに、桔梗屋が生み出した洋菓子は生ロールだけではなかったのだ――。【プリン編へ続く】

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