「父の車椅子を押してたけど、ちょっとした段差に苦戦。動けなくなっている私たちに、自転車のご婦人が...」(東京都・50代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Iさん(東京都・50代女性)
その日Iさんは車椅子に父を乗せ、散歩に出かけていた。
しかしまだ車椅子の扱いが不慣れだったため、ちょっとした段差で立ち往生してしまう。すると、自転車で通りがかった女性が......。
<Iさんの体験談>
父は4年前から車椅子に乗っていて、私はたまに父と連れて散歩に行きます。
まだ扱いに慣れてなかった頃は難しいポイントがたくさんあり、私は人に迷惑にならないよう、スミマセンと言いながら押してました。
ちょっとした段差が難関に
車椅子を押していると、歩道はとても通りづらいです。
自分が歩く分には多少の傾きや狭さなど気にならないのですが、車椅子を押して歩くと、水捌けのためか歩道が車道の方へ傾いていることや、電柱、やって来る自転車が難所になります。
車椅子初心者だったとき、ちょっとした段差で車椅子が動かなくなってしまったことがありました。
困っていると自転車に乗った御婦人が、通りがかって......。
その方は、わざわざ自転車から降りて、一緒に押してくださいました。
ほんとに嬉しくて何度もお礼を言いました。
ご婦人は軽く「イイエ」と仰ってまた軽快に自転車で去って行かれました。感謝しかありませんでした。
私も困ってる方を見たら、手助けしたいと思いました。改めてありがとうと言いたいです。
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