思ってたのと違いすぎる! プランターでエリンギを育てたら、まさかの成長を遂げてしまった件
思わず「どうしてそうなった!?」とツッコミたくなるキノコの写真が、ツイッター上で話題になっている。さっそくご覧いただこう。
こちらは、ツイッターユーザーの「つゆきのこ」(@tsuyu_kinoko)こと、露木啓さんが2023年3月21日に投稿した写真だ。
見てほしいのは、写真中央の茶色い鉢植えの中――ではなく、「底」。両サイドから、ニョキニョキとキノコが生えている。なぜ、こんな場所から......?
この写真と共に、露木さんは
「エリンギ栽培キット...
違う、そこじゃないんだ」
と呟いている。どうやら、これは栽培キットで育てていたエリンギのようだ。
思った以上に大きく育ってた
かなり予想外の成長を見せる、あまりにも奔放なエリンギの姿に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「笑っちゃいましたwどこから生えてるのw」
「今にも歩き出しそう」
「自由すぎるキノコ」
どうしてこうなったのだろう? Jタウンネット記者は23日、投稿者の露木さんに話を聞いた。
露木さんは通販などで購入できる「エリンギ栽培キット」を使ってエリンギを育てている。奇妙な場所からエリンギが発生したのは、2度の収穫を終えた後の「三周目」のことだった。
「1回目と2回目の発生は説明書通りに育てて、順調に収穫出来ました。
ただ、3回目くらいになると説明書通りではなかなか発生が難しいので、自分の判断でプランターに埋めて栽培しました」(露木さん)
露木さんは、元きのこ問屋勤務で、現在では関東圏をフィールドとしてキノコに関する情報発信やイベント企画などを行っている「関東きのこの会」の代表を務めている。きのこの「プロ」といっても過言ではない露木さんだからこそのアレンジだったと言える。
想定では、土と菌床の際か、てっぺんからエリンギが生えてくるはずだった。しかし、毎日水をあげているのになかなか生えてこない。
不思議に思っていたある朝、発見したのがプランターの下からひょっこりエリンギの頭だった。
なぜこんなことになってしまったのか。露木さんは本来ぴったりくっついていなければならない土と菌床の間に隙間が空いていた可能性や、菌床の下部に水分がたまっていたことの影響が今回の結果をもたらしたのではないかと推理している。
「見つけた時は『なんでそこから?!』と思いました。プランターの下側を見てみたら思った以上に大きく育ってて2度びっくりです」(露木さん)
ただ、想定外のところから生えてこようとも、エリンギはエリンギ。その後はちゃんと収穫し、きれいに洗ってアヒージョにして食べたそう。
「採れたてエリンギはとても美味しかったです!」
と教えてくれた。
(4月3日11時00分追記)記事初出時、露木啓さんのツイートの投稿日時の表記に誤りがあったため修正いたしました。