「目上の人と話そうとすると、緊張してパニック」 こじらせた50代会社員に自己防衛おじさんが迫る「決断」
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回お悩みを相談するのは、会社員のYさん(和歌山県・50代男性)。
Yさんは学生時代から現在に至るまで、目上の人と話をするのが苦手。どうしても話さなければいけないときは緊張で言葉がつっかえたり、話すべきことを忘れてしまったりするそう。どうすれば上手く会話ができるようになるのかと、悩んでいる。
読者のお悩み
目上の方と話すのが苦手で、悩んでいます。
4歳の時に母親が亡くなり、父親は不倫相手と再婚した為、私は祖父母に引き取られて育ててもらいました。だから、父や母世代の方と話す機会があまりなかったのです。
祖父母は年齢が上過ぎますし、目上の方で話すのは学校の先生ぐらい。このような環境で育ったからか、学生時代はおろか社会人になっても目上の方と話すのは苦手でした。
とはいえ学生時代は環境のせいだとしても、社会人になってからは自己責任です。
それは理解しているのですが、どうも苦手意識が拭い切れませんでした。
恥ずかしながらこの年になってもまだ、年上や、上の役職の方との会話が苦手なまま。緊張し過ぎて言葉がつっかえるなど、ちゃんと話せないことがあります。時には会話中にパニックになってしまい、話すべき事を忘れてしまったりもするのです。同僚や年下相手ならこんなことまったくないんですけどね。
どうすれば目上の方と上手く話すことができるのでしょうか。
Yさん(和歌山県・50代男性)
自己防衛おじさんはYさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
どちらかを「選択」して自己防衛を
自己防衛おじさんの回答
現在50代ということですので、これまで苦手を克服する為に自分なりに色々な方法を試して、それでもまだ克服できていないということなのでしょう。
となれば「目上の人間と話をするのが苦手」というあなたのお悩みは、ご自身の背負った業であり、宿命。
家庭環境やその人ならではの性格や癖、遺伝的な要素など、一人の人間を形成する要素は挙げればキリがないほど、多数あります。それらのせいで直面することになる問題は、その人が背負った「宿業」なのです。
あなたの年齢を考えると、苦手を克服する事に執着するよりも、苦手ではない、あるいは比較的得意な面を磨くことへシフトチェンジする方が建設的なのではないでしょうか。
気付けば、あなたが最年長の世代になる時もそう遠くはないはず。
それならば、同僚や年下と円滑にコミュニケーションを取りながら、社内で彼らから一目置かれる大切な存在になっていく事で、また新しい道は開けていくことでしょう。
世間は何かと「何事も諦めるな」と連呼しますが、「諦めが肝心」という言葉も存在します。
あなたはどちらを選択して自己防衛をしていきますか?
あなたが抱える「悩み」、自己防衛おじさんに相談してみませんか?
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