「寒さでシャウトしてる」「入ったら最後」 吹雪の中で目撃された「モンスターハウス」がこちらです
2023.02.12 08:00
山登りの途中に山小屋を見かけたら、ホッとする人も多いだろう。
休憩したいときはもちろん、悪天候の際の避難場所としても使われるありがたい存在だ。
しかしそれがこんな姿だったら......どうだろう。
一面雪に覆われた世界にポツンと立っているのは、屋根も壁も真っ白な雪に覆われた小屋。雪がまとわりついていない部分が3か所あり、まるで大きく口を開けて叫んでいるようだ。
東京在住の写真家・bee (@bee_tk_)さんは吹雪の中でこの山小屋にたどり着いたという。
Jタウンネット記者は2023年2月7日、投稿者のbeeさんに撮影当時の話を聞いた。
凍り付き、ドアは開かず...
beeさんは1月上旬、山形県と宮城県をまたぐ蔵王連峰の樹氷を撮影するため、山を登っていた。
リフトを使って行けるところまで進んだ後、山頂までは徒歩で移動。吹雪で視界も悪い中、休憩のため地図をたよりに訪れたのが話題の山小屋だった。
「歩いて行くと真っ白い世界から山小屋が現れました」
「家が凍っていたので単純に凄いと思いました」(beeさん)
山小屋のドアは開かず、beeさんは凍った窓から入ることに。中は風が防げる分、外よりは暖かく感じたという。
そこでカップラーメンを食べた後、先に進むのは危険だと思い引き返したそうだ。
家さえも震えあがるような寒さが伝わってくる1枚に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「入ったら最後みたいな小屋ですね」
「コレは山小屋なんですか。ケーキなのかと思ってました」
「おっちゃんが寒さでシャウトしてる顔やなあ...」
「自我持つモンスターハウスがココに飛ばされて凍り付いてしまったかのような雰囲気」