「妊娠8か月、優先席の近くに乗り込んだけど電車は満員。仕方なく立っていると、横にいた女性客が小声で...」(千葉県・30代女性)
横にいた乗客が「席譲ってもらえませんか?」
そんな時、隣に立っていたお姉さんがコソッと
「座らなくて大丈夫ですか?」
と声をかけてくれました。もちろん座りたいですが、なかなかそうとも言えないもので、私は「大丈夫です」と言ったんです。
しかし、優先席が空いて前に立っていた人が座ろうとしたとき、そのお姉さんが言いました。
「この方に席譲ってもらえませんか?」
すると、座ろうとしていたお姉さんも「気づかなくてごめんなさい、どうぞ」と快く私に譲ってくださいました。
こんな風に他人のために声をあげられる人がいるんだなと、その優しさに触れたことと、座れて身体が楽になった安堵感で、思わず涙が出てしまいました。
その後、おかげさまで無事に元気な赤ちゃんを産むことが出来て、今は初めての子育てを頑張っています。声をかけてくれたお姉さんはもちろん、席を譲ってくれたお姉さんにも、改めて「あの時はありがとう」と伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[a]j-town.net、[a]を@に変えてお送りください)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)