氷河期が到来してるじゃん... 最強寒波で凍り付いてしまった「地球」がこちら
東京ディズニーシーのシンボルは、メインエントランスにある大きな地球儀「アクアスフィア」だ。地球儀の下からは水が噴き出し、球体の表面からも水が流れている。
そのアクアスフィアが、凍りついている。
2023年1月25日朝、ツイッター上に複数の目撃情報が投稿された。
地球の表面の水が凍りつき、外側に突き出している。まるで白い毛がフサフサと生えているかのようだ。オーストラリアも氷に覆われ、非常に寒そうである。「kaho」(@kah05disney)さんのツイートには、1万1000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(1月25日現在)。
また、同日のほぼ同時刻、「RYO」(@19Unknown450)さんは南アメリカ側の様子を投稿した。
こちらも、びっしりとツララに覆われている。どうやら、日本を襲う最強寒波は、「南半球」により大きな影響をもたらしたようだ。
RYOさんのツイートによると、パーク内ではキャストが「アクアスフィア凍ってますから見てみて下さいね~」と案内しており、ゲストも釘付けになっていたという。ツイッター上でも、
「氷河期だ」
「えーーー!!!初めて見た」
「綺麗」
「エルサがやっちゃったんかなぁ」
と様々な声が寄せられ、多くの人の関心を集めている。
現場は、どういう状況だったのだろう? Jタウンネット記者は、投稿者「kaho」さんと、「RYO」さんの話を聞いた。
「ここまでしっかり凍っているのは珍しい」
まず、投稿者「kaho」さんによると、撮影したのは、1月25日朝9時頃。「12時ごろでもまだ凍っていました」と語る。ディズニーの年間パスを持っていて、冬にも何度も訪れているという「kaho」さんにとっても、珍しい光景だったという。
「キャストさん曰く、寒い日の朝は凍ることは時々あるが、ここまでしっかり凍っているのは珍しいとのことでした。 ゲストも立ち止まって写真に収めてる人が多くいてみんな驚いていました」(「kaho」さん)
次に、投稿者「RYO」さんによると、撮影したのは、「kaho」さんよりも少し早い朝8時半頃、多くのゲストが立ち止まってアクアスフィアを撮影していたそうだ。
「キャストさんはアクアスフィアが凍っている旨を皆さんにお伝えしている感じでしたが、特に変わった様子はございませんでした。ゲストは物珍しそうに写真を撮っている状況でした」
「これまで数え切れない程パークに来ましたが、凍っているアクアスフィアを見るのは初めてでした」(「RYO」さん)
Jタウンネット記者は、ディズニーシーを運営するオリエンタルランド広報部にも、電話で確認してみた。電話取材に応じた広報部担当者によれば、
「アクアスフィアは、過去にも凍ったことはございます」
とのこと。「自然現象ですから......、寒くなれば凍ると思います」と苦笑する。
「アクアスフィア」が氷河期を迎えるのは、20年の歴史の中で、初めてのことではなかったようだ。
とはいえ、凄まじいまでの凍りつきっぷりであることは間違いない。もうしばらくは、こんなに寒くなることはないといいのだが......。