この発想はなかった! グーグルマップを一瞬で「おもしろ街歩きマップ」に変身させる方法が話題に
どこかへ行く時に、スマホやタブレットで地図アプリを利用する人は多いだろう。初めて行く場所にたどり着くために、どこをどう進めばいいか、手元ですぐに確認できるのはかなり便利だ。
そして、明確な目的地が決まっていない時でも、あるワードを入力すると......。
これは、東京都・武蔵野駅周辺をマップなのだが、至る所に赤いピンが立っている。そしてその中には「∴」みたいな感じの三つの丸い点――「史跡・名勝・天然記念物」の地図記号だ。
2022年12月20日、東京都在住の漫画家兼イラストレーター・zinbei(@tz036)さんは、同様のマップのスクリーンショットと共に、次のようにつぶやいた。
「これは本当にとっておきの秘密なのですが、どのような街でも、googleマップで『史跡』と調べるだけでおもしれースポットで構成された街歩きマップが出来上がるのでものすごーーくおすすめです」
グーグルマップには、検索窓に「コンビニ」「本屋」などと入力すると、周辺にあるそれらをピックアップしてくれる機能がある。同じ要領で「史跡」と検索すれば、周辺の歴史的スポットが表示され、街歩きピッタリだというのだ。
すごい!この発想は無かった!
「こ、こんな素敵な遊び方が!」
ツイッター上ではzinbeiさんの「秘密」に対し、こんな声が寄せられている。
「こ、こんな素敵な遊び方が!」
「これはすごい! リアルRPGごっこができますね」
「これ、応用効きますね。神社とか、地蔵で調べたら、色々でてきた」
こんな魅力的なマップ活用法を、どのように思いついたのか。22日、Jタウンネット記者はzinbeiさんを取材した。
zinbeiさんは、東京をはじめとした首都圏をメインに史跡巡りをすること多く、外出先や旅先で、その土地の歴史や文化を感じられる場所に行くことも好きだという。
zinbeiさんがどんな街でも「街歩きマップ」をお手軽に作れることを発見したのは、その流れの中。一番お手軽に沢山のスポットを把握できるのが「史跡」というキーワードでの検索だったのだ。
ちなみに、最近行った史跡めぐりの中で特に印象深かったのは、長野駅周辺。
「有名な善光寺へ続く参道に沿う形で史跡が点々とあり、何度も立ち止まったり寄り道したりしました」(zinbeiさん)
zinbeiさんは今回、「街歩きや、街歩きや、その街自体を好きになるきっかけになったら良いな」とツイッターで「街歩きマップ」の作り方を紹介したという。
読者の皆さんも、グーグルマップで「史跡」と検索して、自宅の周りを探索してみてほしい。住み慣れたその場所で、今まで知らなかった名スポットと巡り合えるかもしれない。