最強にカワイイ! 世界最大級の「ナインチェ専門店」でミッフィーの世界を満喫してきた
2023年は卯年。ウサギの年である。
皆さんが、ウサギのキャラクターと聞いて最初に思い浮かべるのはどの子だろう?
筆者は断然、「うさこちゃん」である。
えっ、「うさこちゃん」が分からない? そんなはずはない。この子のことだ。
「ミッフィー」と呼んでいる人の方が、多いかもしれない。1955年、オランダで生まれた彼女のもともとの名前はオランダ語で"nijntje"(ナインチェ)。「うさちゃん」という意味で、最初の日本語版の絵本(福音館書店)では「うさこちゃん」と訳された。「ミッフィー」は英訳されたときの名前で、日本では講談社の絵本やアニメ、多くのキャラクターグッズなどでこちらの名前が使われている。どの名前でも愛らしいことにはかわりない。
そんな"ナインチェ"の可愛さがいっぱいに詰まったお店が、2022年12月、長崎・ハウステンボスの中にオープンした。
世界最大級の専門店に集う、1000点もの関連商品
ハウステンボスには以前から、グッズ専門店「ディック・ブルーナ・ショップ ナインチェ」とカフェ「ナインチェ・カフェ」があった。それが12月1日、体験型ショップ&カフェ「nijntje ナインチェ 」としてリニューアルオープン。
約1000点もの関連商品を揃え、売り場面積約283平米という世界最大級の"ナインチェ専門店"で、その世界観を存分に味わえる体験型ショップ&カフェだ。
その外観は、絵本から飛び出してきたかのような「ブルーナカラー」。シンプルで可愛らしいデザインがひときわ目を引く。
そして中に入ると......可愛すぎる光景が広がっていた!
ショップにはぬいぐるみやハンカチ、ヘアピン、箸置き、クッキーなど多岐に渡るグズが並んでいる。全部かわいくて、どれもこれも欲しくなってしまう。
そしてさらに、カフェのゾーンも"ナインチェ"まみれ!
かわいいお顔の上に座るのは忍びないが、椅子もクッションもナインチェ。テーブルや壁はブルーナカラー。今度は自分が、絵本の中に入って行ったかのようだ!
食べるのがもったいないけど、おいしい~!
カフェのメニューももちろん、こんな感じ。
ご飯がカワイイお顔の形に盛られた「ミッフィーのまんぷくプレート」(1600円)に「わくわくミッフィーカレー」(1300円)、顔が描かれた「ふわとろミッフィーオムライス」(1300円)や「ミッフィーのおでかけサンド」(3種、各600円)、にぎやかなお皿に乗った「ミッフィーのわんぱくキッズプレート」(1000円)などなど。
可愛すぎてスプーンを入れにくいが、食材は九州産のものにこだわり、野菜はハウステンボス内の野菜工場で作られたものを使っているというこだわりのメニュー。食べなきゃもったいない。
また、デザートに使われるベリーもハウステンボス産。
テーマパークには欠かせないあのスイーツも、もちろんある。
はちみつやミルクバターパウダーがかかった甘い「ミッフィーのしあわせミルクバターチュロス」(600円)は熱々でも冷めてからでも美味しかった! 食べやすいサイズにカットされているのも嬉しい。
ナインチェ前では「ミッフィーのフォトサービス」が行われる時間帯もあり、大きなミッフィーと一緒に写真も撮れる(雨天時はそばの「パサージュ」で実施)。
12年に1度のうさぎ年、ハウステンボスでナインチェまみれになってみるのはいかがだろう!