橋の上で寄り添う2人、塔を繋ぐ赤い糸...　黄昏時の「天門橋」でロマンチックが止まらない

こんなロマンチックな場所が、日本にもあったのか――思わずため息をついてしまいそうになる風景がが、ツイッター上で話題になっている。

その真ん中に立つ人影が、ほとんど波のない鏡のような水面に映し出されている。所々が青色やオレンジ色にライトアップされていて、まるで西洋のおとぎ話にでも登場しそうな美しい光景だ。

こちらは、愛知県を中心に写真を撮影しているツイッターユーザー・ちょち（＠chococo_rp）さんが2022年12月19日に投稿した写真。

この幻想的な一枚に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「海外からのお写真みたいで素敵ですね」
「リフレクション綺麗ですね～！　影の濃さがとっても好みで素敵です」
「めっちゃステキ！　めっちゃきれい！　めっちゃ素晴らしいですね！」

こんな素敵な橋、一体どこにあるの？　Jタウンネット記者は20日、ちょちさんに話を聞いた。

二つの塔を繋ぐ「赤い糸」

ちょちさんが話題の写真を撮影したのは5月3日の19時。場所は、富岩運河環水公園（富山県富山市）の敷地内にある長さ58メートルの橋、天門橋だ。

よく恋人と共に写真撮影の旅をしているというちょちさんは、富山旅行の際に夕暮れが綺麗な場所に行きたいと考え、この富山環水公園を訪問したという。

「刻々と変わっていく空の色とオシャレな橋に、もう夢中で撮っていました」（ちょちさん）

撮影時は、臨場感・没入感がより伝わる一枚に仕上がるように、ファインダーを覗いて撮るようにしたそう。

「夕焼けと橋のライトがマッチしていて思い出深かったです。また出会いたい光景のひとつです」（ちょちさん）

同公園公式サイトによると、橋の両端にある高さ20.4メートルの展望塔からは園全体が一望できるほか、2つの展望塔の間は「赤い糸電話」（12月～3月は冬期のため中止）で繋がれ、愛の告白スポットになっているという。