【理解不能】「たい焼きの皮」を原料にしたビールが爆誕していた
たい焼きの「焼き損じ」や小豆を使用
そもそも「たい焼きをビールにした」とはどういうことなのか。その製造工程をご覧いただこう。
これは、麦芽と一緒に泳ぐたい焼きたちの姿だ。大量のたい焼きの皮は、横浜発の老舗たい焼きチェーン「横浜くりこ庵」で出た焼き損じや端材で、仕込みの段階で煮沸窯に投入されるという。ちなみに、たい焼きの時はあんこになる小豆は、ビールでは焙煎して使われている。そして出来上がったビールは、たい焼きの「餡」をイメージし、赤みがかった色合いに仕上げているのだとか。
――そうして完成した「TAIYAKI REVOLUTION」は、確かに美味しかった。しかし、何故たい焼きをビールにしようと思ったのはまだわからない。
そこで記者は、「800°DEGREES CRAFT BREW STAND」を運営するSTABLES(東京都港区)を取材。営業担当者は、このビールは横浜市の「地産地消月間」に設定されている11月に合わせて作りだされたものだと説明する。
「『地元の企業・ブランドが連携して何か面白い取り組みや企画ができないか?』というところから、横浜赤レンガ倉庫の袂でクラフトビールを醸造する『REVO BREWING』と、老若男女幅広い層から愛される地元のたい焼きブランド『横浜くりこ庵』、そして当社が運営する、『もっと地元が好きになる』をコンセプトに神奈川の愛されるヒト・モノ・コトが集まる『2416MARKET』がコラボレーションし、このビールが誕生しました」(営業部担当者)