広島・尾道に「黒い巨大生物」が生息? その正体とは
恐竜ブームに乗っかって...
3頭の恐竜たちが作られたのは、1993年から年1体ずつ。新しいタイヤを作るために出る試作用タイヤをどうにか再生できないかと考えた結果です。
93年は、映画「ジュラシックパーク」が公開され恐竜ブームに。「恐竜を作ればきっと子どもが喜ぶはず!」と乗っかったものの、その道のりは簡単なものではなかったといいます。
「二度と作りたくないですけど、出来たときの達成感は凄かった」
と谷口さんは話します。
ビックリーにはタイヤが124本、ステゴサウルスには77本、そしてティラノサウルスには76本が使用されているということで、製作はかなり大変だったそう。
最初のビックリーは、完成までの1か月半、通常業務をこなしながら従業員総出で毎日深夜1時ごろまでの作業で疲労困憊。タイヤを切るのもすべて手作業で体力の限界。
雪の日も懸命な作業を行い、クリスマスイブの夜、ついにビックリーが完成したのです。
超巨大で迫力が凄いですね。
(ライター:momiji)