こんな光景見たことない! 海洋自然写真家が激写した「空飛ぶイカの群れ」が話題に
「トビイカ」というレアな海の生き物のまさに奇跡的な瞬間を捉えた写真が、ツイッターで大きな注目を集めた。
これは、海洋自然写真家の岡野哲也(@shirokito)さんが2022年8月22日、自身のツイッターアカウントに投稿した写真。21年6月26日に東京・竹芝と八丈島を結ぶ「東海汽船」に乗船中、三宅島と御蔵島の間で撮影したものだ。
薄暗い朝、海面の上に複数の物体が浮かんでいる。コピー&ペーストしたかのように同じような角度で、上部と下部には違う形のヒラヒラがある。
彼らが「トビイカ」。漢字では「鳶烏賊」と書き、海上を飛ぶことがあるイカの一種だ。
複数の角度から激写された貴重なトビイカの写真に、驚嘆する声が続々とリプライで寄せられた。
「すごい。烏賊が飛ぶのを初めてみた」
「こりゃすごい。イカってこんな風に飛ぶんですね。素晴らしいです!」
「それにしても見事な青色」
「JRの新幹線を思い出しました。キレイですね」
また、どのように撮影したのか教えを請う人も。
確かに、ちょうど群れが一斉に飛んだ瞬間を捉えるなんて、非常に難しそうに思える。筆者は22年8月26日、撮影者の岡野さんに詳細を取材した。