「さすが京都」と言わざるを得ない三角コーンがこちらです
三角コーンまで雅な街、京都
こちさんが話題の三角コーンを発見したのは、3日の17時ごろ、場所は京都市中京区にある商業施設「新風館」だ。
公式サイトによると、同施設は1926年に「旧京都中央電話局」として竣工したレンガ造りの建物を活用し、2001年から「新風館」の名で商業施設としてオープン。2020年にリニューアルした際もこの建物は残し、増築した新築棟には伝統的な「木組み」などを多用することで、京都の街並みに溶け込むように工夫をしているという。
「新風館に訪れようとした所、入り口の方に見慣れない雅な三角コーンがあったので、思わず写真を撮りました」
と、こちさん。撮影した場所以外にも何箇所かに設置されていたそうだ。歴史的な景観を守り続けるために、三角コーンのビジュアルにも気を使っているのだろう。
また、こちさんの投稿に寄せられたリプライでは「四条大宮駅裏のマック前で見ました」など、新風館以外でも目撃したという声が寄せられている。
記者が調べてみたところ、コーンの上からかぶせて和風のオブジェクトに仕立てるアイテムは「和コーン」「竹製コーンカバー」などといった名称で販売されている。プラスチック製コーンに被せることで、和の景観を守りつつ三角コーンを配置するためのもののようだ。なお、コーンとコーンの間に渡すバーにも、竹製のものが存在している。
京都に行った時は、街中で「雅」な三角コーンを探してみるのも楽しいかもしれない。