「絵になりますね」「綺麗すぎて絶句」　霧の中にそびえる「静岡の一本桜」が息をのむ美しさ

日本列島を桜前線が北上中だ。読者の地元でも、そろそろ見頃を迎えているのではないだろうか。

ツイッターには、次のような写真が投稿され、今話題になっている。

写真家のhiro（＠ajishiokun）さんが、2022年3月23日に投稿したツイートには、「静岡の一本桜が最高だから見てほしい」というコメントも添えられている。5万9000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散している（3月28日現在）。

ツイッターにはこんな声も寄せられている。

「霧に包まれている雰囲気も最高ですね」
「桜シーズンに霧と遭遇出来たら最高ですよね」
「霧がエグいです」
「絵になりますね」
「綺麗すぎて絶句」
「美しいアートワーク！」
「茶畑が育てた桜ですね。素晴らしい」

多くの人が絶賛する「静岡の一本桜」とは......？　Jタウンネット記者は投稿したhiroさんの話を聞いた。

「思わずおお！っと声を上げた」

投稿したhiroさんによると、この一本桜は静岡県島田市川根町にある塩本牛代（うしんしろ）のエドヒガン、通称「水目桜」と呼ばれている名木。

市の指定文化財、天然記念物にも指定されているという。樹高約20メートル、樹齢は300年と伝えられている（島田市ホームページより）。

hiroさんは撮影時の状況を、こう語る。

「2021年3月に撮影しました。この時は私含め5人ほどいたと思います。その場にいた全員が霧がかった桜を目にした時に、思わずおお！っと声を上げていたのを今でも覚えています」
「どうしてもこの場所で霧と一本桜を撮影したかったので、前日に大雨、翌日に晴天の日を狙いました。見事に自分のイメージした形で撮影できた時はとても嬉しかったですね」（hiroさん）

別ツイートで、「霧が出た時はずっとヤバいって言ってました」「最高！！って言いながら撮ってました」ともつぶやいている。

周囲を茶園の緑に囲まれた中に、淡紅色の花をいっぱいに咲かせるという。開花期には毎年多くの人がこの地を訪れるそうだ。