いつものおおらかさは、どこへ? スーパー玉出「焼きとリセット」の裏面を、ビッシリ埋め尽くしていたのは...
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
文・写真 Met
大阪でよく見かける激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。
そんな「玉出」のお惣菜コーナーを西成区在住の筆者が物色し、実際に食べてレビューします!
今回見つけてきたのは「焼きとりセット」(税込118円)。
これまで何度か紹介してきたスーパー玉出の焼き鳥ですが、ついにお得なバラエティパックが登場しました。詳しく見ていきましょう。
タレ!タレ!タレ!
裏面は1本ずつの詳しい原材料名で埋め尽くされていました。
普段なにかとガサツ(「蒸しとうもろこし」の原材料名に「玉子」「小麦粉」「ラズベリー」「寒天」と書かれていたこともありましたね)なスーパー玉出とは思えないほど、抜け目を感じさせない商品ですね。
フタを開けてみると、小ぶりな焼き鳥たちがお出まし。
ラインナップは「もも」「ねぎま」「かわ」の3種類です。すでに期待を上回りそうですが、肝心なお味は果たして。
まずはももから食べてみましょう。
一口目から思わず頷いてしまうほどに、お惣菜らしい鶏肉の柔らかさです。小さいこともあり、タレの甘さがこれでもかというほど感じられました。もはやタレを食べている気分。
これが...玉出の「秘伝」
お次はねぎま。やはりお肉だけでなくネギもミニサイズですね。
しかし食感にアクセントがあるだけで、串料理を食べている雰囲気はそこそこあります。
最後はかわをいただきます。
これまでスーパー玉出で食べてきたブヨブヨの鶏皮からは一転、少ししっかりめの噛みごたえがあります。
たまたまなのかタレの量が控えめで、ねぎま以上にお肉らしさが楽しめました。
ということで今回はスーパー玉出の焼きとりセットを紹介しました。少々物足りなさを感じながら、食べ終わった串をよく見てみると「秘伝炭焼」の文字。
第一印象が「とにかくタレ」だったので、炭火焼きの香ばしさを味わうのをすっかり忘れていました。
これから食べる方は、そんな部分にも注目して味わってみてはいかがでしょうか?