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京都の街なかに突如現れる巨大な「顔」 仰天必至のユニーク建築に注目集まる

大山 雄也

大山 雄也

2022.02.21 08:00
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半世紀もの歴史があった

人の顔の建物があるのは、京都市中京区。市営地下鉄烏丸線の丸太町駅から徒歩6分ほどの場所だ。

名前はずばり「顔のいえ」。

警視庁築地署数寄屋橋交番や東京・南青山のフロム・ファーストビルを手掛けた建築家の山下和正さんが設計したもので、1974年に誕生した。

半世紀近い歴史を持つ作品とあってツイッターでは、「懐かしすぎ...これを見たとき、驚きと笑いを共有できる相手が側にだれもいなくて悶えた覚えが」「健在だったか」と、以前から建物を知る人の声もあがっていた。

2015年9月からはDIYキットのお店とスタジオ「 creative studio & shop OOO(クリエイティブスタジオ&ショップ オーオーオー)」が入居。口の上に取り付けられたお店の名前が、髭のように建物に馴染んでいる。

Googleストリートビューで見た「顔のいえ」。左側にはベランダのような部分が見える。 (C)Google
Googleストリートビューで見た「顔のいえ」。左側にはベランダのような部分が見える。 (C)Google

口の中に見えた歯のような部分は、入口。外開きのドアが2枚並んでいて、公式ウェブサイトによると向かって左側がショップ、右側がスタジオになっているそうだ。

ショップでは国内外から集めたハンドメイド雑貨とDIYキットの販売を行い、スタジオはワークショップや展覧会を開催するなど、イベント会場として活用されている。

顔のいえの口に吸い込まれたい人は店を訪れてみてほしい。

なお、2月の営業時間は12時~17時(水・日曜休業)

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