県公式マスコットもメロメロ! 「鳥取」を超絶キュートなぬいぐるみにした鬼才に称賛集まる
2021年の「都道府県魅力度ランキング」では40位、日本で一番人口が少ない県・鳥取がツイッターで注目を集めている。
といっても、多くの人が関心を寄せているのは鳥取県の名産品だったり、観光名所ではない。イラストレーターのモチパン(@mochipan1115)さんが制作した「鳥取県のぬいぐるみ」に惹かれているのだ。
白くフワフワなボディに、たれ目がかわいい顔――もう目に入れてもいたくないほどキュートな癒し系ぬいぐるみ。これが......鳥取県?
あまりの愛らしさにまだぬいぐるみと鳥取が結び付いていない読者もいるだろう。そこで、このぬいぐるみがどれほど「鳥取県」なのか、こちらと見比べていただこう。
しっぽのように弧を描く弓ヶ浜半島や、お腹のあたりにポコッと飛び出した三朝町......鳥取県の特徴をしっかりとらえた、「鳥取県のぬいぐるみ」なのだ。
「鳥取県の定番お土産になってほしい......!」
モチパンさんの魔法にかかり、見事にかわいい姿に変身した鳥取県にツイッターでは、
「わ~可愛い~~鳥取県民なので欲しいです どこかで販売してほしい」
「ふと見つけたこのツイートのお陰で無事に今日鳥取県に行きたくなった、感謝」
「これは流行るかも」
といった声が寄せられている。
さらに、鳥取県の公式マスコットキャラクターであるトリピーもツイッターで「どこに行けば手に入りますかーーーーー!!?」とぬいぐるみに反応していた。
県のマスコットキャラクターすら魅了してしまったモチパンさんのぬいぐるみ。果たしてどのような経緯で誕生したのか。
2022年2月1日、Jタウンネット記者がモチパンさんに取材を行ったところ、モチパンさんの出身地は鳥取県で、そのことがぬいぐるみ制作につながったという。
「鳥」取県のぬいぐるみだが、まるで犬のようなぬいぐるみ。その理由については
「子供の頃から鳥取県の形が犬に似てるなと思っていたからです」
と教えてくれた。
名産の「カニ」もアピール
地元のぬいぐるみとあって、郷土愛あふれるこだわりもあり、
「しっぽ(境港市)にカニのブローチをつけました」
と、しっぽの位置にあたる弓ヶ浜半島の先端・境港市の名産のカニを使った一工夫もしている。
商品化の予定はないというモチパンさんだが、鳥取県のぬいぐるみに抱く夢は大きい。
「できたら鳥取県の偉い人に見つかって鳥取県の定番お土産になってほしいです!」
すでにトリピーも魅了しているし、鳥取県のお土産になる日はそう遠くないかもしれない。