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雪見だいふく史上、最上級においしいかも... 話題の桔梗信玄餅コラボが「開封後5分待機」で見せる真骨頂

大久保 歩

大久保 歩

2022.02.01 21:00
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ロッテのロングセラー商品「雪見だいふく」が、山梨銘菓「桔梗信玄餅」とコラボした新商品が大きな話題になっている。

桔梗屋監修 雪見だいふく×桔梗信玄餅(写真は編集部撮影。以下同)

その名も、「桔梗屋監修 雪見だいふく×桔梗信玄餅」(税込194円)。2022年1月25日から全国のコンビニエンスストアで先行販売中だ。

1889年創業の桔梗屋(本社=山梨県笛吹市)が製造・販売する「桔梗信玄餅」と雪見だいふくがコラボしたのは、今回が初めて。

香ばしいきな粉がまぶされたお餅に、たっぷりの黒蜜......そんな桔梗信玄餅の味わいをイメージした雪見だいふくの姿が、こちらである。

開けたとたんにきなこの香り...!

ノーマルの雪見だいふくが真っ白なお餅で包まれているのに対し、こちらは見事なきな粉色。通常よりもぶ厚い「厚もち」仕立てのきな粉もちが使われている。もちろん、冷凍下でもやわらかい。

中のアイスもきな粉味で、真ん中にはとろっとした黒蜜ソースが包み込まれた「特別な雪見だいふく」なのだとか。

ツイッターでも評判は上々で、

「とっても信玄餅でした」
「食べすぎると太るし1個だけ買って味見しようと思ったのですが、美味しすぎて...太っても良いから無限に食べたい」
「奇跡的な美味しさで食べ終わって即『何故一つしか買っておかなかった????』となっていた」
「きなこ感がすげえ!!すっげーきなこ! 中の黒蜜も濃厚でうめえ~! だいぶふわふわにしてから食うのをすすめるぞ!」

など、絶賛の嵐。

そんなにおいしいのか......通常の雪見だいふく(税込み151円)より少々お高いが、これはぜひ食べておきたい。 記者はさっそく近所のコンビニへと走った。

5分置いてから食べたら...

実際に購入し、まずはひとくち。

付属のフォークも、和菓子に馴染みそうな色

!!!!!!!

風味が......きなこの風味が豊かすぎる......! 加えて、ひとくちですぐにわかるほど、いつもの雪見だいふくより明らかにおもちがぶ厚い。

通常の雪見だいふくは、主役のアイスをおもちが引き立てている感じだが、この桔梗信玄餅コラボは完全にアイスとおもちのダブル主役である。互いが互いを引き立てつつ、どちらも等しく存在感があるのだ。そして、惜しみなくあふれる黒みつ......たまらん。

さらに、ツイッターで「少し時間を置いて溶け始めたら食べごろ」という声をいくつか見かけたので、2個めはすぐ食べずに少し置いてみることに。

がっつりきなこ!しっかり黒蜜!

待つことおよそ5分。そろそろ......と思い、口に運ぶ。

!!!?!?!?!?!

全然違う......! 開けた直後に食べたときよりも、ふわっとした口あたりでより「スイーツ感」が増していた。アイスなのに、ホイップクリームのようななめらかさがある。言うなればあんこと生クリームのコンビのような、和洋折衷の新たなおいしさが生まれていた。

間違いなく、これまでに食べたあらゆる「雪見だいふく」シリーズの中で頂点に君臨するクオリティである。

思えば、おもちのもちもち感とバニラアイスの組み合わせが絶妙な「雪見だいふく」が、きなこ餅のようなお菓子「信玄餅」と合わないはずがないのだ。おもちどうしだし。

まさに、大正解な組み合わせ。はたして、どうやってこの夢のコラボが実現したのだろうか?

Jタウンネット記者は27日、ロッテ(本社=新宿区)を取材した。

ご当地銘菓コラボの第3弾!過去には...

取材に応じた広報担当者によると、「桔梗屋監修 雪見だいふく×桔梗信玄餅」は、雪見だいふくと全国各地の銘菓とのコラボ第3弾なのだという。

「コロナ禍でなかなか旅行などにも行けない状況があった中、雪見だいふくを通して、少しでも旅行に行ったときのような楽しい気持ちで食べていただければとおもい、様々なエリアでコラボを実施させていただきながら、全国の皆様に(雪見だいふくご愛顧への)感謝を伝えたいと考えております」(広報担当者)

過去には、21年5月に「八天堂監修雪見だいふくカスタードくりーむ味」、同年11月に「石村萬盛堂監修 雪見だいふく×鶴乃子」が発売された。

そして22年1月、ついに桔梗屋・桔梗信玄餅とのコラボが実現。

銘菓コラボ第3弾の「桔梗屋監修 雪見だいふく×桔梗信玄餅」
「"ふるさとの味"をコンセプトとし、おもちがとてもおいしく、きな粉・黒蜜がおもちとの相性がとてもよく長年多くの人に愛されている、山梨の代表的な銘菓・桔梗信玄餅を製造・販売する桔梗屋様に『ぜひ一緒に雪見だいふくを作ってほしい』と弊社からお願いさせていただき、思いが叶ったこだわりの雪見だいふくです」(広報担当者)

雪見だいふく側からのアプローチをきっかけに、誕生した第3弾。「こだわりの」という言葉どおり、その絶妙な相性は食べた人の心をとらえて離さない。

まだ食べていない人に、ぜひ体験してもらいたいおいしさだった。

そして開封後すぐに平らげてしまったという人。次はぜひ、フタを開けて「5分」置いてから食べてみてほしい。

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