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「祝 おめでとう!」 偉業を成し遂げすぎた大谷翔平選手を、なんとかお祝いしようとした結果がこちらです

大山 雄也

大山 雄也

2022.01.26 20:36

2021年、米メジャーリーグでは、エンゼルスの大谷翔平選手が大旋風を起こした。

二刀流の活躍で打者として打率.257、100打点、46本塁打、26盗塁。投手としても9勝2敗という結果を残し、アメリカンリーグのMVPに選出された。

他に類を見ないほどの活躍ぶりを見せてくれた大谷選手。それだけあって、彼の功績を称えるにも一工夫が必要なようだ。

大谷選手のパネル(写真は梶本 時代@uni_iga_igaさんより)
大谷選手のパネル(写真は梶本 時代@uni_iga_igaさんより)

こちらはツイッターユーザーの梶本 時代(@uni_iga_iga)さんが2022年1月25日に投稿した写真だ。

大谷選手がイメージキャラクターに起用されている寝具メーカー・西川(東京都中央区)のマットレス「エアー」の宣伝パネルなのだが......プリントされた大谷選手の右胸あたりを見ると、何やら金のステッカーのようなものが貼られている。それに書かれているのは、たったこれだけ。

「祝 おめでとう」

「小学生の表彰みたい」

「祝 おめでとう」以外に文字は書かれていない (写真は梶本 時代@uni_iga_igaさんより)
「祝 おめでとう」以外に文字は書かれていない (写真は梶本 時代@uni_iga_igaさんより)

何か特定の賞の名前を出すわけでもなく、ただ「祝 おめでとう」とだけ書かれたステッカーに投稿者の梶本さんは「大谷翔平、偉業を成し遂げすぎて『祝 おめでとう』って言われてて草 」とつぶやく。他のユーザーからも、

「小学生の表彰みたい(笑)」
「賞賛の二刀流」
「パネル作成時に記録作り過ぎててなに貰うか分からないからもういいや!!ってこれになったんでしょうねw」

といった反応が寄せられている。

たしかに、21年の大谷選手は賞ラッシュ状態だった。ア・リーグMVPのみならず、大リーグ選手会主催の選手間投票で決まる「プレーヤーズ・チョイス賞」で、「年間最優秀選手賞」と「ア・リーグ最優秀野手賞」をダブル受賞。さらに両リーグ各ポジションの強打者1人を選出するシルバースラッガー賞、ア・リーグの最優秀指名打者に贈られるエドガー・マルティネス賞、 AP通信社が選ぶ年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、国内でも正力松太郎賞の特別賞......などなど、大谷選手が選ばれた賞は枚挙にいとまがない。

いちいち賞の名前を挙げて祝っていては追いつかなくなってしまうため、やむを得ず「祝 おめでとう」に留めた可能性は考えられるが――果たして、その真相は。

Jタウンネット記者は26日、西川の広報担当者に大谷選手のパネルに貼られたステッカーが「祝 おめでとう」だけになったワケを聞いた。

「『祝 おめでとう』というステッカーをさまざまな店舗のパネルに貼ったのは事実としてあるんですけど、この文言となったのには2つ理由があります。1つは賞の名前に権利関係が発生してしまう可能性があります。メディアが事実として賞の名前を出して発信するのは問題ないかと思いますが、広告として出してしまうと商標権の侵害となる可能性もあると考えられたためです。
もう1つは、ステッカーは12月初旬くらいから貼り出したと思います。その段階でまだ大谷選手の受賞の可能性がある賞が残っているのがわかっていました。ただ、私たちとしては素晴らしい結果を残した大谷選手を称えたい気持ちでいましたので、今のデザインになりました。1年間、お疲れ様というところですね」(担当者)

「祝 おめでとう」のステッカーはシンプルながら、西川からのありったけの称賛が込められているようだ。

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