布団を床に広げる動作、なんていう?【都道府県別投票】
「布団ひいたままでいいよね?」
先日、関西出身の友人とLINEでやりとりしているとこんな1文が送られてきた。何気ないやりとりだったのだが、その瞬間、記者の意識はある1点に引き寄せられた――「布団ひいたまま」に。
「布団をひく」
日常会話ではなんとなく聞き流していたが、文字であらためて見てみるとにわかに疑問が浮かんできたのである。
布団は床に敷く......「しく」ものではなかろうか、と。
けれど、「布団をひく」という言い方は、地元・神奈川でも都内在住の今もよく耳にする。もしかして、どこかの方言なのだろうか?
「日本国語大辞典 第二版」(小学館)には、「ひく」の意味について次のような記述がある。
「一面に敷きつめる。上方で、『敷く』ことをいう」
上方とは、主に京都・大阪を指す。冒頭のLINEを送ってきた友人も関西出身だ。でも、神奈川や東京でもよく耳にする......。
そこで、読者の皆さんに聞いてみたい。あなたは布団を床に広げることを日常会話でどう言うだろう。「布団をしく」? 「布団をひく」? それとも他の表現だろうか。「その他」の場合は、ぜひ読者投稿フォームや公式ツイッターのダイレクトメッセージから教えてほしい。