「もう死にたい」 育児に疲れ果て、パジャマ姿で山へと向かう若い母親――彼女を救った偶然の出会い
「ママ、大丈夫?」と声をかけられた
そんなときです。私たちの前に1台の車が停車して、年配のご夫婦が降りてきました。
「ママ、大丈夫?」
おばあさんのほうはそう言って、auの三太郎のポケットティッシュを差し出してくれました。
ここで私は我に返りました。
私は急に恥ずかしくなってしまい、ご夫婦へのお礼もそこそこに自宅へと帰りました。
もしもあのままの状態だったら、山へ入り込み親子で遭難していたかもしれません。通りすぎるトラックに身を投げていたかもしれません。
あのとき声をかけてくださって本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは、読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。 読者投稿フォーム、公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、「いつ、どこで出会った人に、何について感謝を伝えたいのか(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)」を、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)
【悩みを抱える人へ、厚生労働省が紹介している主な相談窓口】
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟) 0570-783-556(ナビダイヤル)/0120-783-556 (フリーダイヤル)
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338/(岩手県・宮城県・福島県から)0120-279-226
・チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター) 0120-99-7777 (フリーダイヤル)
・子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310(フリーダイヤル)
また、各都道府県には子育てに関する相談窓口も設置されている。