寅年の初詣にぴったりかも...! 東京で「狛虎」に会えるお寺を巡ってみた【後編】
ユルい...!ユルすぎる......!

「天現寺」東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩7分の場所にある臨済宗の寺院。
「寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻」にこの世に出現したという伝承があり、お使いが虎であったとされる毘沙門天を本尊として祀るこの寺では、2対4体の狛虎を見ることができる。
こちらが、本堂前に鎮座する狛虎。

しなやかでほどよく筋肉がついている本物の虎らしい体つきで、しっぽはクルリ。阿形も吽形も、それぞれ威嚇するかのような鋭い顔でこちらを見ている。
そしてこちらが、本堂の隣にある客殿前に鎮座している狛虎。

なぜかそれぞれニュアンスが全く違うが、どちらも本堂前の虎と比べるとやや小ぶりで、そしてちょっとユルい。コミカルな表情と顔にはクセになる愛くるしさがある。