「ペット同伴でご飲食できます」って...マジで!? 思わず目を疑ってしまうポスターが話題→店舗に真相を聞いた
カフェやレストランの中には、ペットと一緒に利用できる店がある。ここで言う「ペット」とは、犬のことを指す場合がほとんどだろう。
しかし、中にはまさかの動物の同伴を許可している(?)店もあると、ツイッターで話題になっている。
ガラス張りの店先に貼られているのは、
「テラス席ではペット同伴でご飲食できます」
と書かれたポスターだ。しかし、添えられているシルエットは......んん? これ、牛では? まさかこの店では、愛犬ならぬ「愛牛」と一緒に食事ができるとでも言うのだろうか?
一風変わった「ペット同伴OK」のポスターに対し、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「コーヒー飲んでて吹いちゃった」
「牛が可なら、馬も行けそう?」
「意外と笑って受け入れてくれそう」
Jタウンネット記者は、ポスターを掲示している「BUTTERMILK CHANNEL(バターミルクチャネル) 横浜店」に話を聞いた。
「施設側で許可されている動物であればOK」
なぜ、ポスターのシルエットを牛にしているのか。Jタウンネット記者の質問に、取材に応じた同店店長の平良瑞姫さんは、
「店名のバターとミルクから連想する動物は『牛』ということで、牛を使っています」
と理由を述べた。なお、牛のシルエットのポスターは横浜店限定のものだそうだ。
ポスターに書かれているからには、もし本当に牛を連れていったら一緒に利用できるのだろうか。記者が聞いてみると、平良さんは「牛はどうなるのか分かりません」。
ただ、同店が入っている施設側で許可されている動物であれば許可するとのこと。
「(店のある)施設館内はペットを連れて歩けるので、よく犬連れの方がご利用になられます。以前、小さい豚を連れてこられた方もいらっしゃいました」(平良さん)
なんと、少なくとも豚と一緒に利用することはできるようだ。
そこで記者は「BUTTERMILK CHANNEL横浜店」が入居している商業施設「横浜ベイクォーター」にも問い合わせてみた。
同施設の公式ウェブサイトには「ペットをお連れの方へ」というページがあり犬のイラストが多く使われているが、「ペット」がどんな動物を指すのかは明言されていない。取材に応じたベイクォーターの広報の担当者は「あまりにも特殊だったり、常識の範疇を超えているものでない限りは、連れて入れる動物に制限はない」と説明する。
ネコを連れてくる人もいるし、以前は小鳥を連れてきた人もいたそう。
ただし、「他のお客やペットとトラブルにならないよう配慮する」「キャリーバッグエリア指定のところは、ペットの顔が出ないタイプのキャリーバッグ・ペットカートを使用する」など、館内のペットに関するルールを守れることが前提とのことだ。
牛はペットとしてはおそらく......「特殊」の部類に入るだろう。