あまりにも「優しい世界」だ... 路面電車の乗客たちが「降車ボタンを押せなかった理由」にほっこり
2021.12.13 11:00
「あともう少し、頑張れ!」
不思議に思い、顔を上げて前方に目をやると、さっき泣いていた女の子が、母親に抱かれながら一生懸命に手を伸ばして降車ボタンを押そうとしているではないですか。
きっと車内の全員が
「あともう少し、頑張れ!」
と思って見守っていたに違いありません。
天文館到着直前、女の子の手によって降車ボタンが押され、車内の皆がホッとした刹那、今度は嬉しそうなこの子の笑い声が、車内に響いたのでした。
「忘れられない旅先でのエピソード」、教えて!
女の子が泣いても誰も怒らない優しい空間もさることながら、あえて降車ボタンを押さない乗客たちの温かさに、気持ちが和む。
皆さんにも、出張先や旅先で心に残っている思い出はあるだろうか。
Jタウンネット編集部は、読者の皆様が体験した「旅先でのほっこりエピソード」を募集している。
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