「私が取った指定席に、堂々と座る若い女性。間違いを指摘しても、一切動こうとせず...」(山形県・60代女性)
自分の取った「指定席」なのに誰かが座っている――。
Jタウンネットに投稿を寄せてくれた山形県在住のAさん(仮名、60代女性)は、ある日、そんな状況に陥った。
座っていたのは若い女性。Aさんは彼女に声をかけ、間違いを指摘したという。
こういったケースの場合、間違って座ってしまった人が「すみません」と詫びを入れれば、丸く収まるはずだろう。
しかし、数年前にAさんの席に座っていた女性は、間違いを認めなかった。
そして、その席に座った理由を語り始めたのだが......。
席に座る理由は「この前の電車に乗り遅れて」
数年前、東京から新幹線に乗り帰ってくる途中、自分の座席に若い女の人が座っていました。
自分の切符を何度も見返し、間違いなく私が座る座席だと確認し、その人に言いました。
「席をお間違えでないですか?」
そうしたら、若い女の人は首を傾げ、
「この前の電車に乗り遅れて次の電車に乗ったんです。それで、この席に座っているんです」
と言うんです。
席を間違えた女性が一向に立たない......
乗り遅れたのなら、その席は違うでしょ、と思うんです。
それで、
「それなら違いますよね? この席は私が購入した席です」
と言いました。
それでも、その女は席を立とうとせず、首を傾げるばかりでらちがあきません。
車掌を呼ぼうにもどこにいるかわからないし、いつ回ってくるかもわからない。時間は過ぎるばかり......
幸運にも混雑はしていなくて周りには空いている席があったので、とりあえず空いているところに座って待つことにしました。
車掌はいつまでたっても回ってこず、結局私が降りる駅までその女は席を立とうともせず、終わりました。
本当にムカつくし、イライラし、せっかくの旅行も味の悪さだけが残りました。
「のりもの」で体験した「モヤモヤエピソード」吐き出しませんか?
一本前の指定席をとっていたからと言って、後続の新幹線の同じ席に何の手続きもなく座れるわけは、もちろんない。
JR東海の公式サイトでは、指定席をとっていた特急列車に乗り遅れた場合について、
「乗り遅れた場合でも指定された列車の乗車日と同じ日のうちなら、普通車自由席に限ってご利用いただけます」
と説明されている。
皆さんも、電車やバス、新幹線といったのりもので体験したイライラ、モヤモヤなエピソードはあるだろうか。
Jタウンネットでは、皆さんが遭遇した「のりものトラブル」体験談を募集している。
読者投稿フォーム、公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的なエピソード(どんなことにイラッとしたのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)