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セーラー服の「襟の形」にも、地域差があるらしい いったいなぜ?大手制服メーカーに聞いた

大久保 歩

大久保 歩

2021.12.08 21:00

お母さんがセーラー服を手作りしていた頃

あなたの地元はどうだった?(再掲)

推測として投稿していた「洋品店が作っていた型が、制服メーカーに引き継がれた」というのはどういうことだろう。

「セーラー服は洋品店(編注:地域に昔からある個人店で、学生服を製作・販売しているお店)で作っていた型が元とツイートしましたが、それより昔の大正時代ごろ、セーラー服が日本に入ってきたころは自宅でお母さん方が縫っていたという歴史があります」

そこからだんだんと、裁縫が得意なお母さんにいわゆるママ友が制服の仕立てを頼むようになり、それがお店に発展したケースもあったと考えられるそうだ。

「ですので、制服の原型としては、『型紙は学校から配られデザインも大方は決まっていたのですが、ディテールは各家庭によって様々にあった』というわけです」(窓口担当者)

この家庭ごとのバラつきが、「憧れの○○さんの制服は襟が特徴的でかわいい、真似したい」というニーズにつながった。そしてこの頃に、微妙なデザインの違いが地域ごとの偏りとして定着していったとも考えられるという。

昔はお母さんが手作りしていた(画像はイメージ)

その後、女性の社会進出など様々な社会の変化があり、じょじょに制服の縫製はメーカーが引き受けるように。ただ、「元の制服」のコピーが引き続き作られ続けたため、地域によってディテールが異なった状態で現在まで受け継がれているというわけだ。

「日本で早くからセーラー服を制服として導入された学校(金城学院・西南女学院・フェリス女学院等)は、制服を伝統として引き継ぎ、当時の型のまま今まで着用されているケースもあります」(窓口担当者)

かつてセーラー服を着ていた皆さん、あるいは今も着ている皆さんは、自分の襟はどんなタイプか観察してみるのも面白いかもしれない。



(9日11時55分追記)明石スクールユニフォームカンパニーから、回答した内容を訂正したいとの要望があり、一部修正しました。

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