「混みあったバスで、2人分の席を占領しようとするおじさん。隣に人が来ても、1ミリたりとも動かず...」(福岡県・50代女性)
「譲る気は全然ないのだと気づきました」
先日、仕事帰りのバスに乗った際のことです。私は最後に乗車したので、すでに車内の座席はほとんど埋まっていました。
私の直前に乗った人が、近くの2人がけの席の片方に座ろうとしましたが、何を思ったのか最後尾の席へと移動していきました。
不自然な動きだったので「荷物でも置いてあるのか」と思ったのですが、その人が座ろうとしていた席は空いていました。
しかし、会社員らしき4~50代の男性が2人がけの席に大股開きで座っており、2人目が座れるスペースがとても狭かったのです。
その男性は標準的な体型の方でしたし、「横に座れば少しは避けていただけるだろう」と思って、私は空いたスペースにそっと腰掛けました。
しかし、男性はなおも足を両側に広げたままで、お互いの肩も食い込むようにあたっているのに、それでも1ミリたりとも動こうとしません。挙句の果てには携帯を取り出して操作しはじめたので、譲る気は全然ないのだと気づきました。
私は肩があたるから通路側に斜めに倒れるような体勢です。通路側の肘掛けは体に食い込んで痛いし、もう諦めて立とうかとも思いました。ですが、それではなんだか負けた気がして悔しいし、次のバス停では降りる人もいるから、と我慢しました。