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「へびいるよ」 警戒心が薄れちゃう...木々の中にたたずむ立て看板がなぜかカワイイ

福田 週人

福田 週人

2021.11.23 17:00
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山道や林の中で、「○○出没注意!」と書かれた立て看板を見たことがある人も多いだろう。

この手の看板があるということは、クマやイノシシなど、出くわしたら危険な生き物が近くにいるかもしれないということ。見かけたら多少なりとも警戒してしまうものだ。

しかし、中にはどこか緊張感がなくなりそうな、こんな看板もあるようだ。

いるってさ(画像は渡辺僚一@watanaberyoichiさんのツイートより)
いるってさ(画像は渡辺僚一@watanaberyoichiさんのツイートより)
「へびいるよ」

設置されてからそれなりに時間が経っていそうな木製の看板には、一言そう書かれている。

つまり、「ヘビ出没注意」ということなんだろうか......簡潔で分かりやすいと言えばそうなのだが、なんだかフワッとした書き方だ。

いつ頃から立てられているのか

どことなくユルい看板に対し、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「字が可愛らしいですねぇ」
「どこのRPGゲームの世界の看板やねん」
「蛇本人が書いてそう」

注目を集めているのは、埼玉県飯能市在住のシナリオライター・渡辺僚一(@watanaberyoichi)さんが2021年11月20日に投稿した写真。

Jタウンネット記者は22日、看板について投稿者に話を聞いた。

「撮影したのは20日。場所は西武線の東吾野駅から天覚山に向かう道です」

と渡辺さん。飯能市内の自宅から西武線に沿って10キロメートルほど散歩をしていたら見つけたという。ただ、渡辺さんが現地を訪れた際、看板の近くでヘビを見かけることはなかった。

「文字が可愛い看板だと思いました」(渡辺さん)

この看板はいつ、誰が、何のために立てたものなのだろうか。Jタウンネット記者は同日、飯能市にも看板について聞いてみたところ、「立てられた経緯など、詳しいことは市でもわからない」。

なお、Googleストリートビューで看板のある場所を見てみると、最も古い記録である2012年8月時点の画像でも同じものが立っていることが確認できる。少なくとも、9年前にはすでに立てられていたもののようだ。

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