プラスチックのオモチャみたい! 釣った魚を開いたら、背骨がめっちゃ青かった→水族館に理由を聞くと...
2021.09.16 06:00
本当はスズキが目当てだったけど...
ユートさんが釣ったのは、「ダツ」という魚。7日に、島根県某所で釣り上げたという。
すらりと細長く、ユートさんが投稿したYouTubeの動画によると、体長は90センチだ。釣り上げた経緯を記者が尋ねると、ユートさんはこう語った。
「トップウォータープラグと呼ばれるルアーを使い、水面で誘いを入れていたところに食いつきました」
本当は、シーバス(スズキ)が目当てだったユートさん。今回のように、目的と違う魚が釣れてしまうことを釣り用語では「外道」と表現するそうだ。
そんな「外道」だったダツだが、骨が青いという情報はフォロワーから得ていたそう。界隈では有名な話なのだろうか。
「釣り界隈(海釣りをされている方々)では、予想していたよりは浸透しているようです。私は海釣りを始めて4年目になりますが、初めてダツの骨が青いことを知りました」
「ダツが釣れたのは今回が2回目で、どちらも外道という形で釣れました。(中略)
ダツ自体を狙って釣られている方はおそらくかなり少ないはずであることと、釣れてもリリース(逃がす)される方がかなり多いようですので、釣りをしていても食べたことがない方は知らないようですね」(ユートさん)
どうやら、ダツは釣り人に人気のある魚ではないようだ......。
それにしても、なぜ骨がこんなにも鮮やかな青色なのだろう。なかなか自然界にはなさそうな色に思える。
そこで、魚の専門家にも話を聞いてみることに。
14日、市立しものせき水族館「海響館」(山口県下関市)を取材した。