「小学生の息子が、新幹線で初めての一人旅。ひきつった顔で席に座った彼を、隣の席の若者が...」(大阪府・60代女性)
「爆睡してたら、富士山見えるよと教えてくれた」
それは、
「無事着いたよ。知らないお兄さんが一緒に着いて来てくれはったわ」
という内容。隣席の男性について、後に息子もこう話していたという。
「お兄さんは、お家が大阪で東京の大学に帰るところだって。ゲームの話をしたり、荷物を見ておいてあげるからトイレに行っておいでとか、爆睡してたらもうすぐ富士山見えるよとか教えてくれた」
「沢山沢山お世話になったようです」、とお隣の男性への感謝を述べるT子さん。
そして、メールの最後にはこう綴られていた。
「あの時小学生だった息子も来年大学を卒業します。多分あの時の経験は彼の中の忘れられない思い出の1つになっていると思います。
あの素敵なお兄さんのように、周りの人達に優しく出来る人になってくれますように」
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
そこでJタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集したい。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)
(9月14日15時48分編集部追記)記事初出時、予定と異なる内容を掲載していたため、修正しました。