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「楽しみにしていた観光列車での一人旅。指定席に向かうと、高齢の女性に占領されていて...」(埼玉県・40代男性)

大久保 歩

大久保 歩

2021.09.06 11:00
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自分の行動が正しかったのか、今でもわからない――。

埼玉県の読者・S原さん(仮名、40代男性)から「のりものトラブル」に関する、そんな投稿が届いた。

10年ほど前、1人で九州に旅行に行ったS原さん。観光列車で旅するのを、楽しみにしていた。

もちろん指定席を前もって確保していた。それなのに、席へ向かうとなぜか高齢の女性がすでに座っている。

座席は、4人で座れるボックス席の1席。ほかの3席にも女性たちが座っていて、S原さんの席に座っている人と言葉を交わしている。

曰く、「車掌さんから券買えばいいんだから」。

S原さんの指定席には、チケットを持たない女性が座ったまま、車内はどんどん混んでいった......。

「大丈夫だよ。座ってなって」

10年ほど前、九州へ一人旅に行ったときのことです。

九州には魅力的な観光列車が多く、それに乗るのが楽しみでもありました。

数日間、旅をして、熊本から鹿児島に抜ける山間部を走る観光列車で、それは起きました。

前から楽しみだった一人旅で...(画像はイメージ)

駅に到着した車両や内装の写真を撮ってから、確保しておいた指定席へ向かうと......高齢の女性が座っています。

このボックス席に座る、他の3名も高齢の女性です。

私の席に座っている女性と他の3名は知り合いなのか分かりませんが、口々に

「大丈夫だよ。座ってなって」
「車掌さんから券買えばいいんだから」

などと言い合い、指定席券を持っている私が目の前にいるにも関わらず、言いたい放題です。

人気列車なので、車内は徐々に混みだします。

いちおうこの列車は普通列車なので、自由席もあるのですが、数席のみ。

かと言って座っている高齢女性をどかすのも忍びなく思いました。たとえ、どいてもらったとしても、彼女と話していた女性たちに囲まれたボックス席で過ごすのは......。

私が短時間で出した答えは、持っていた指定席券をその高齢女性にあげるというものでした。

切符をチェックしに来た乗務員は...

彼女にはきちんと

「その席は私が券を持ってるのですが、もう差し上げます」

と、伝えました。

本当に楽しみにしていたので、もうどうして良いかわからなかったです。

すでに自由席は埋まっていたので、フリースペースでずっと立つことにしました。

せっかく指定席を確保していたのに...(画像はイメージ)

その後、アテンダントさんが乗車券のチェックに来ました。

本来ならこの場所で立つのはまずそうな雰囲気でしたが、アテンダントさんも高齢女性から聞いていたのかもしれません。事情を説明すると、

「あー」

と、納得されたような声。

事情を察したのか、その後は何も言われないまま、私も観光列車の旅を少しだけ楽しみました。

人気観光列車に指定席券を持たずに乗ってきた人を見たのは、このときだけ。

いくら高齢の女性とはいえ、座席を譲ったのが良かったかどうか、今もわかりません。

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