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「持病でヘルプマークを付けている私。優先席に座っていると、隣の客がケータイの画面を見せつけてきて...」(神奈川県・40代女性)

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2021.08.19 11:00
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ヘルプマークを付けた人が電車やバスに乗っているとき、あなたはどうするだろうか。

ヘルプマーク(画像はイメージ)

ヘルプマークとは赤地に十字とハートが描かれたもので、内部障害や難病など、外見からはわからなくても援助が必要なことを周りに知らせるためのマークである。

2012年10月から東京都で配布が始まり、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、17年には全国共通のマークになった。(参照:東京都福祉保健局のウェブサイト<https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html>)

しかし、いまだに認知度は低く、マークをつけている人への適切な接し方が浸透していないのが現状のようだ。

編集部には、ヘルプマークに関する「のりものトラブル」の投稿が複数寄せられている。今回はその中から、S川さん(仮名、40代女性)の訴えをご紹介する。

持病があるためヘルプマークを所持している彼女。ある日優先席に使っていると、隣に座った年上の女性が、携帯電話の画面をわざとS川さんに見せてきた。そこに書かれていたのは......。

「あぁ、まただ......」

持病がありヘルプマークを支給していただいております。

先日、優先席に座っていたら、私と少しふくよかな女性の間に60代くらいの女性が座ってきました。

画像はイメージ

ふくよかな女性は眠っていて、失礼ながらかなり場所をとっていたので、私は後から来た女性が座りやすいよう少し端によりました。

それでも彼女は狭苦しいのか、ちょっと強引にぐいぐいと奥深くまで体を入れてきます。

狭いから仕方ない、と私も最初は特に気にしていなかったのですが、その女性が携帯電話の画面をあえて私に見えるようにしてきたので、不自然な様子に違和感を覚えつつ画面に目をやりました。

そこには、こう書かれていました。

「若者が、我が物顔で優先席に座っている。しかも反対側はすごいデブ。ママ、嫌になっちゃった」

どうやら娘さんに連絡していたようですが、その文章を読んで「あぁ、まただ......」とガッカリ。

私はカバンの目立つ場所にヘルプマークを付けています。理由もなく我が物顔で優先席を利用している訳ではないことを示し、少しでもこのようなトラブルを回避したいからです。

しかし、その意味が認知されていないので、こんな理不尽な目に遭うことがあります。

彼女はその画面をわざと見せて、自分より若い私を優先席から追い出したかったのかもしれません。

マークを見せて、意味を説明すればよかったのでしょうか?

彼女の行動にはやるせない怒りを感じ、胸にモヤモヤが残り続けています。

「のりもの」で遭遇した「モヤモヤ体験」ありませんか?

新幹線や電車などの公共交通機関に乗車した時、イラっと、モヤっとしたことがある人はいるだろうか。そんな体験談をJタウンネットでは募集している。

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