日本書紀にも書かれた「吉兆」現る 大船の植物園で超絶珍しい「双頭蓮」が開花【追記あり】
50年から100年に1度の「吉兆」?
Jタウンネットの取材に応じたのは、「日比谷花壇大船フラワーセンター」の広報担当者だった。
「今回、双頭蓮が咲いたハスの品種名は、紅鷺(べにさぎ)といいます。
当園は開園以来60数年となりますが、双頭蓮が咲いたのは、初めてのことです。
50年から100年に1度あらわれるという、突然変異ということです。何万株に一輪咲くかどうかという、大変珍しい花だということです。日本書紀に登場し、当時『吉兆』とされた、とも伝えられています」(日比谷花壇大船フラワーセンター」広報担当者)
ツイートにあった通り、蓮の花は3~4日で散ってしまう。天候によっては早まる可能性もあるそうだ。
今回の双頭蓮も、7月8日から9日が見納めかもしれない、「ぜひお早めにご覧ください」ということだ。
「日比谷花壇大船フラワーセンター」は、7月の土日祝日と13日~16日、8月7日は「ハスの早朝開園」として、通常の開園時間より2時間早い午前7時から入ることができる。
場所はJR東海道線・横須賀線の大船駅西口(大船観音側)下車、徒歩約15分。「蓮サイダー」「蓮の実甘納豆」「はすの実クッキー」などのお土産グッズもあるそうだ。
(7月7日11時30分編集部追記)
記事を公開した翌朝、「日比谷花壇大船フラワーセンター」広報担当者から、双頭蓮の花が散ってしまったという連絡があった。
公式アカウントからも次のようなツイートが投稿された。
今朝、双頭蓮の 花が散り花托だけが残りました。短い間ですが楽しませてくれてありがとう✨ < a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%8F%8C%E9%A0%AD%E8%93%AE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw"># 双頭蓮 # ハス pic.twitter.com/CxGBAdOzAV
— 日比谷花壇大船フラワーセンター(公式) (@fcofuna) July 7, 2021
残された「花托」を見るのも一興かもしれない。双頭の花托もなかなか素敵だ。