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コツは「少し崩すこと」 人気和菓子店が語る「陳列の秘訣」に納得の声

松葉 純一

松葉 純一

2021.06.29 21:00
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山梨県北杜市白州町、甲斐駒ヶ岳を望む甲州街道台ヶ原宿に、「金精軒」という老舗の和菓子店がある。

「あの水信玄餅で有名な店だね」と、ご存じの方も多いだろう。

金精軒の公式アカウント(@kinseiken_jp)から、2021年6月28日、次のようなツイートが投稿され、いま話題となっている。

写真は、金精軒の売り場のようだ。「大吟醸粕てら」という美味しそうな商品が並べられている。「人間は『綺麗に整っている物を壊すことに抵抗がある生き物』なので、売り場は綺麗に陳列するよりも少し崩す方がお勧めです」というコメントが添えられ、「左より右の画像の方がよく売れます」と続いている。

なるほど、と共感する人が多いのだろうか。このツイートには1万4000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(6月29日夕現在)。

ツイッターには、多くの反応が寄せられている。

「綺麗に整っていると、それを崩したくないので手に取りません」
「あんまり綺麗だと、これ見本かな? 手にとっていいのかな? って思いますね」
「左のように隙間なく積んであると取りづらいけど、右のように少し隙間があれば取りやすいです」
「右の陳列を見ると『おっ山が崩れてる!今日動きがあった商品なんだな!この商品を好きな誰かが確実にいるんだな〜見てみよ!』みたいな気持ちになります」
「なるほど! 教訓にしたいです」

このツイートは、なぜ投稿されたのだろうか? Jタウンネット記者は、金精軒公式アカウントの中の人(担当者)に、話を聞いた。

販売する人より、お客さんからの反応が多かった?
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