「反りがマトリックス」「イナバウワーの白兎」 木でつくられた「餅つきウサギ」がアクロバティックかわいい
2021.06.26 11:00
「餅が細いので折れないように気を付けて作りました」
「ハナノ工場」のウェブサイトによると、ここでは、「寄木細工は、もっともっと楽しい物。身近なもの。」をコンセプトに、動物の寄木細工を制作している。使用するのは、天然木のみで、着色も一切行わない。
注目を集めた「餅つきをするウサギ」も作品の一つで、写真は工房で撮影したものだという。
今回、作品を制作するに至った理由として、三浦さんは、
「なんとなく、伸びたら楽しいかなと(笑)」
と答えた。たしかに普通に餅つきをするウサギよりも、これでもかというくらいお餅が伸びている今作の方が、見ているだけで楽しくなってくる。
ちなみに、素材はシナの木を使っており、それをベルトサンダー(木材や金属の表面を電動で研磨する機械)で削って作っているそう。制作に際しては、「餅が細いので折れないように気を付けて作りました」とのことだ。
「(完成品は)自分でも可愛いし、楽しいと思います」(三浦さん)
ツイッターでの反響について、三浦さんは、
「ただただ、びっくりです! ビビりまくりです! でも感謝感激です!」
とコメントしている。注目されたことをきっかけに、注文も相次いでいるようだ。
「ハナノ工場」の作品はウェブサイトやSNSアカウントから見ることができる。
ウサギのほかにも、いろんな種類の動物たちが可愛らしい木工品になっているので、癒されたい人はチェックしてみては。