あまりにも尊い... 家の中に迷い込んだ子ツバメが、まさかの場所にとまっていた
2021.06.05 20:00
親鳥が迎えに来て...
投稿者は、秋田県北部在住。自宅は数年前に廃農したものの、周辺は米農家が多く田んぼだらけなので、毎年多くのツバメが訪れてはリビングやお風呂にもよく迷い込んできたりするのだとか。
「巣は農機具や車を入れる作業場(ガレージ)にできています。敷地内に2つ建ってますが、家に近い方にだけ巣作りをしてますね。
鳥も飼っているので鳴き声につられてるのか、カラスや猫対策もしているからか、近所と比べても我が家の巣は多めです。
ちなみに、母がかれこれ20年以上記録をとっているところによると、毎年15~20個の巣と、1番子2番子合わせて80羽程の雛が巣立っております」(投稿者)
今回、部屋の中に入り込んでいたのもその一羽。
「この日の朝、巣立ったばかりの雛です。巣立つには若干早く、大丈夫かなと家族と話してました。
その後換気の為少しだけ窓を開けて買い物に出掛け、帰宅して昼食を件の部屋で食べながら『ベランダにしてはやけに近くで雛の声が聞こえるな?』と何気なく顔を上げたら目の前に居ました。
2~30分は気付かずに居たと思います」
と述べた。発見した時は、「クリップ(下のツバメ)が増えてる...? いや本物!?」とびっくりしたという。
その後、外に出そうと捕獲したところかなり痩せていたので、投稿者はミルワームを数匹与えたという。
「その際の鳴き声に反応してベランダに親鳥らしき個体が来たので出したところ、一緒に飛んでいきました。今は無事に親兄弟と共に巣に戻っています」(投稿者)
ただ、本来は野生生物にはむやみに餌を与えず、地面に落ちている雛には手を貸さないのが鉄則。今回はあくまでも部屋の中でのことだったので、捕獲・一時保護としての給餌をしたそうだ。
ツイッターでの反響について、投稿主は、
「勢いで口が悪いツイートになってしまっているのでこんなに拡散されて恥ずかしいです...」
とコメントしている。