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群を抜いた完成度に脱帽! ファミマで買える本格派カップ油そばを、マニアが徹底レビュー

オサーン

オサーン

2021.05.23 11:00

マニアと味わう「ご当地カップ麺」の世界

第五十六回 ファミリーマート限定「東京油組総本店 油そば たまごタレ付」 文・写真:オサーン

カップ麺ブロガーのオサーンです。「ご当地カップ麺」をレビューする連載の第五十六回目。今回は、ファミリーマート限定のカップ麺、「東京油組総本店 油そば たまごタレ付」。製造は日清食品。東京を中心に多店舗展開する油そば専門店、「東京油組総本店」監修のカップ麺をレビューします。

ファミマ限定「東京油組総本店 油そば たまごタレ付」
ファミマ限定「東京油組総本店 油そば たまごタレ付」

人気油そば専門店「東京油組総本店」の味を再現

「東京油組総本店」は、東京とその近郊に多店舗展開する油そばの専門店。油そばといえばこってり濃厚なイメージですが、お店のサイトでは油そばがそのネーミングからは考えられないほどヘルシーなメニューであることが強調されています。

「東京油組総本店」の油そばは、カロリーはラーメンの約3分の2、塩分は約2分の1とのこと。ラーメンでスープを飲み干すことを考えれば、油そばはカロリーも塩分も少なくて済みますよね。

「ネギごま」と「たまごタレ」付
「ネギごま」と「たまごタレ」付

これまでにもファミマ&日清食品から3年連続で、「東京油組総本店」の油そばが発売されており、今年で4年連続。おそらく、かなり好評な商品だと推測できます。実際3度とも食べましたが、好評も頷けるとてもおいしいカップ麺でした。

今年の新バージョンは、お店の人気トッピングである「ねぎゴマ」と「半熟たまご」を再現した「ネギごま」と「たまごタレ」付なのが大きな特徴となっています。それにともない価格も10円ほど値上げされていますが、よりゴージャスな油そばが期待できそうです。

内容物を確認

ノンフライ麺&別添4袋入り
ノンフライ麺&別添4袋入り

内容物は4袋。カップ麺としては高額商品ですが、4袋入っているのはなかなか豪勢。今バージョンから「たまごタレ」が加わっています。

麺はノンフライ麺で麺量90グラムの普通盛サイズ。

チャーシュー、メンマ、ネギ入りの「かやく」

チャーシューチップやネギが入っている「かやく」袋のみ先入れで、結構ボリュームがあります。他の袋は麺を湯戻しした後に入れていきます。

特に「たまごタレ」や「きざみのり&ごま」の袋はトッピングとして、たれを混ぜ合わせてから最後に上にかける形が良いでしょう。

豚脂でまったり濃厚味な醤油たれ

「東京油組総本店 油そば」完成
「東京油組総本店 油そば」完成

豚脂がたっぷり入った醤油味のタレです。甘みが強く、豚油と相まって、かなりまったりした仕上がり。

汁なしカップ麺の場合、塩気が強くなってしまうことが多いのですが、醤油の塩気よりも豚脂のコクや甘みが強調されており、他のカップ油そばとは一味違っています。

また、ラー油の辛味やお酢の酸味が加えられており、まったり味のタレのアクセントに。どちらもそれほど強い味というわけではないですが、特に酸味は効果的でした。

たまごタレは2度おいしい

たまごタレでまったり感が増す
たまごタレでまったり感が増す

別添の「たまごタレ」を入れることで、豚脂や甘みでまったりしたタレの味が、さらにまったり。

塩気の強いタレならばこのまったりな甘みは有効ですが、ここまで強調されると好みが分かれてしまうかもしれません。

麺の熱でたまごに火が通る
麺の熱でたまごに火が通る

時間経過とともに、たまごタレに麺の熱が加わり、火が通った形になります。引き続きまったり感はありますが、火が通る前とは違ったたまごの風味が感じられ、1袋で2度おいしい存在でした。

一気に食べてしまわないで、熱が通るまでチビチビ食べるのがおすすめ。

弾力ある中太ストレートのノンフライ麺!

麺表面のつるみと弾力の強さが特徴

麺は中太ストレートのノンフライ麺で、表面のつるみと弾力の強さが特徴の多加水麺食感。まったりしたタレの味に負けない強い主張が感じられる麺となっていました。このタレに合わせるために生まれてきたと言えるくらい相性抜群です。

お店の麺はさらにもうひとまわり太そうですが、色味や形状でお店の雰囲気は十分に感じられました。お店に比べると多くはありませんが、麺量は90グラム。カップ麺では普通盛程度の量はあります。

「ネギごま」ときざみのりで香り豊か

「ネギごま」ときざみのりなど
「ネギごま」ときざみのりなど

「たまごタレ」と並ぶもう一方のトッピングである「ネギごま」は、「かやく」袋に入っているネギと「ぎざみのり&ごま」に入っているごまによって成立しています。

ネギごまときざみのりが合わさり、香りが豊かで、単にまったりしているだけではない、味の広がりを感じさせるものがあります。特にごまは香りがよく、まったり味に飽きさせないアクセントを加えていました。

お店の油そばには、チャーシュー、メンマ、ネギ、きざみのりが入っているのに対し、今回の一杯にもチャーシューチップやメンマがしっかり入っており、再現性の高い具の構成と言えるでしょう。

完成度の高さはピカイチ

世には多くのカップ油そば・まぜそばが出ていますが、今回の一杯はその中でも群を抜いて完成度が高いです。

豚脂と甘みでまったり感の強いタレに、たまごタレやネギごま、きざみのりで豊かな香り。本格食感のノンフライ麺も秀逸です。高価格に見合うおいしい一杯でした。

油そば・まぜそばは、カップ麺でも人気フレーバーで、クラシックからモダンまでいろいろな味が出ています。また、「ぶぶか」や「珍々亭」など名店再現系の商品も多く発売されているので、いろいろ食べ比べてみると面白いかもしれませんね。

筆者:オサーン

カップ麺ブロガー。十数年前に出会った「日清麺職人」のおいしさに感激したことがきっかけでブログを開設。「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」で毎週発売される新商品を食べて毎日レビューしています。豚骨スープとノンフライ麺の組み合わせがお気に入りですが、実はスープにごはんを入れて食べるのが最も至福の時です。 Twitter(@ossern)
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