コロナ禍の逆境で「淡路島の新名物」誕生 余った給食用牛乳が大人気のチーズに変身
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ」2021年5月13日放送の「旬感中継」のコーナーでは、コロナの逆境で誕生した淡路島の新名物について紹介していました。
あまりの人気で、生産が追い付かないほどだそうです。
コロナ禍の休校で牛乳が余り...
その商品を作っているのは「淡路島牛乳」(兵庫・南あわじ市)です。実は淡路島の牛乳は、関西で15%ものシェアを占めているそうです。
同社の工場には島内の100以上の酪農農家から毎日搾りたての生乳が1日50トンも届けられ、その生乳を使用した牛乳やヨーグルトが製造されています。
製造部課長の牛田尚宏さん(本名!)によると、今の季節の牛乳は「一番成分が安定していておいしい」のだとか。
そんな同社で今人気の商品が「淡路島カチョカヴァロ」1188円(税込み)というものです。

この「カチョカヴァロ」、イタリア語で「馬のチーズ」という意味。
馬の「くら」に荷物を吊っているような見た目だからとのことで、わかりやすく言うと「てるてる坊主」のような形をしています。
「淡路島カチョカヴァロ」の特徴は、淡路島産の「藻塩」に漬け込んで味付けたことで生まれる、まろやかな塩味。ステーキのように焼けるチーズです。

コロナ禍の休校で給食用の牛乳が余ったのをきっかけに作り始めたのですが、人気になりすぎたため人員を2人増やし、1日100個ほど作っているとか。
熟成方法が変わっていて、一つ一つ手作業しているためなかなか手に入らないそうです。
「藻塩の塩味と歯ごたえ、もちもち感がたまらない」カチョカヴァロは同社のホームページで購入できるので、気なる方は調べてみてください。
(ライター:まみ)