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食材を切るときに下に敷く「あの板」、なんと呼ぶ?【都道府県別投票】

Jタウン研究所

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2021.05.02 10:00
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全国のどこででも使われているものであっても、地域ごとに違う呼び方をされていることがある。

たとえば、料理をするのに欠かせない器具のひとつである、食材を切る際に下に敷く「あの板」。

木製であったりプラスチック製であったりシリコン製であったり、素材はさまざまなあの板を、皆さんはなんと呼んでいるだろうか。

この板、なんて呼ぶ?(画像はイメージ)
この板、なんて呼ぶ?(画像はイメージ)

神奈川県横浜市出身、在住のJタウンネット記者は「まな板」と呼んでいる。むしろ、それ以外の呼び方をしたことがない。あえていうなれば、オシャレなお店で「カッテイングボード」として販売されているのを見かけたことはあるが、そのぐらいだ。

しかし、日本各地の方言について調べていた記者は、「日本方言辞典(小学館、ジャパンナレッジ版)」の「まな板(真魚板)」の項目でこんな情報を見つけた。

「この『まな板』を表す語形は、マナイタとキリバンが全国に広い分布領域を持ち、東北北部および、北海道・茨城・千葉・能登・五島列島の一部にサイバンが見られる」
「近畿を中心に西は山陰沿岸、東は東海地方にかけて魚用をマナイタ、野菜用をキリバンと呼んで使い分けている地域も多い」

なんと、辞書によればまな板と同じくらいメジャーな呼び方として「キリバン」なるものがあるらしい。

古くからインターネットを使用し、掲示板文化に馴染みがある読者の中には「キリバン」と聞くと違うものを連想してしまう人もいるのではないだろうか。かくいう記者も、その響きを聞くとつい「ゲット」したくなってしまう。

だが、この食材を切る際に使用する板を「キリバン」と呼ぶ文化は宮城県や福島県といった東北地方をはじめ、愛知県、静岡県といった中部地方、そして九州地方の全域にあるとされている。ずいぶんと広い地域で馴染みある呼び方のようだ。

また「日本方言辞典」によれば、この板は他にも島根県の一部で「ナハヤシ」、富山の一部で「ナマイタ」、奄美・沖縄では「マナチャ」と呼ばれているとの記載がある。

全国各地でさまざまな呼び方があるといわれるこの調理器具。

ここで改めて、皆さんにおうかがいしたい。

「調理で食材を切るときに使う板、なんと呼ぶ?」

結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。

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