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別の地域で使ったら「友達が固まりました」 道民がよく使う「ばくる」ってどういう意味?

井上 慧果

井上 慧果

2021.05.02 20:00

「場所、ばくって」

編集部に、北海道の根室地方出身、現在は大阪府在住だという男性からこんなメールが届いた。

「北海道の根室地方(根室振興局)では、交換して、とか、取り換えてという意味で

『ばくって』

という言葉がありました。使い方は、

『場所、ばくって』
『ハサミ大きすぎるから小さいのとばくって』

といった感じです。
この表現は大阪で二度使ったことがあり、友達が固まりました」

このばくるという言葉を「日本方言辞典(小学館、ジャパンナレッジ版)」で調べてみたところ、「交換する。物々交換する」といった意味で北海道だけではなく、青森県や秋田県、山形県、岩手県の一部、宮城県の一部、福島県の一部といった東北地方を中心に使用されているようだった。

交換することを「ばくる」(画像はイメージ)
交換することを「ばくる」(画像はイメージ)

元々は「博労(ばくろう)」という牛や馬の仲買人を表す名詞が、動詞化したものだという。

この「ばくる」について、ツイッターでも調べてみると、こんな用例が紹介されていた。

「北海道弁の『ばくる』は『交換する』というより、友人同士の『取り替えっこ』みたいな軽い感じ。
タイヤ交換や指輪交換の時には使わない。
時には『席をばくる』『順番をばくる』みたいに、あまり親しくない相手の要望で譲ってあげるニュアンスも」
「『同じ色2つだったの?1こ、ばくるかい?』『ケーキ半分ずつばくりっこして~』
幼い頃、よくシールのばくりっこ、したっけな~」
「お菓子ばくろーって使うよ!」

また、

「『ばくる』って方言だったんですか?!すっげーショック!!!!」
「『ばくる』って方言だったのか...ドラゴンボールスナックのメンコをよくばくってたな...」
「ばくるも方言? これダブったから、ばくりっこしようよとかみんな使わないのか なんかショックだ...」

と、ばくるが方言であることに衝撃を受けるユーザーのつぶやきも多く見られた。

当たり前のように使っていた言葉が実は方言だった、というのはなかなかにショックなことなのかもしれない。それにしても、ばくりっこ、何だか可愛らしい響きで使ってみたくなる言葉だ...。

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