しょうもないけど笑っちゃう... これが、建設現場の職人と一瞬で仲良くなれる「軍手のたたみ方」だ!
突然だが、こちらの写真をご覧いただきたい。
これは、ツイッターユーザーのちごはるさんが撮影した軍手だ。
軍手といえば、5本指の作業用手袋。けれど写っているのは、縦にググっと伸びる筒状の布地である。
オトナのみなさんなら、きっとナニかに見えてしまっていることだろう。
この「シンボル」は、投稿者が「建設系業界に入った新社会人の皆さま」と題し、現場の人間関係に悩む新社会人に向けて、
「これを披露すれば職人は大喜び。休憩所の雰囲気は一気に明るくなり、あなたは人間関係の壁を乗り越えることができるでしょう」
とエールを送りつつ、紹介したもの。
このフォルムを見たユーザーからは、ツイッターに、
「発想が天才」
「すごいしょうもなさ過ぎてウケる」
「なにこれ!!わしもやってみよ!!」
「結構むずかしいな!見返り美人みたいな形のCHIMPOになる!!」
といった反応が寄せられている。
コレがあれば、社外の人とも盛り上がれる
Jタウンネット記者は4月23日、投稿者のちごはるさん(20代男性・建設系会社員)に詳しい話を聞いてみた。
――ちごはるさんは、あの軍手を使って、人間関係の壁を乗り越えていったのだろうか。
「私は元々人付き合いが苦手でない方で職場や現場での人間関係に悩んだ事はないため、正直言って『自身の体験』とは言えません。ゆえにツイートをいい話風に仕上げてあるだけです...」
ただ、職場や現場が明るく和むのは「本当」とのことで、社外の人からも「作り方を教えてほしい」と言われ、盛り上がることがあるそうだ。
ちごはるさんは約10年前に、インターネットで軍手をこんな風に形成する方法を学んだという。
そんな彼は、キレイに作るための「コツ」を教えてくれた。4枚の写真とともに、その過程を見てみよう。
まず軍手を片手分用意し、中指の中央を横に伸ばす。
続いて、中指の指先を内側に押し込む。すると、ちょっと膨らんだカタチに。
その他の指は、根元から折る。小指は薬指に重ねる。
そして、中指の付け根部分が細くなるように、親指側から固く巻いていく。
最後に、中指を外側に折り返して被せる。オレンジ色の手首部分を折り返して完成だ。
単純に見えるが、意外と難しい作業だという。いかに円筒部分を細く、固く巻いて中指を被せやすくするのがミソらしい。
ちごはるさんによると、小さいサイズの軍手より、大サイズのほうが作りやすいという。
――初めて作った時のお気持ちは
「私の精神年齢が低いので、インターネットで作り方を見た時は大喜びで笑いました。
製作時、なかなか上手くいかなかったのでずっと真顔で作業していましたが、中指の折り返しが上手くいった時は達成の嬉しさと想像以上のソックリ具合と、しょうもなさにひとり爆笑しました」
ちごはるさんが教える作り方を元に、「作ってみた!」と嬉しそうに声をあげるツイッターユーザーは少なくない。
みなさんも、挑戦してみてはいかがだろうか。