「誰も食べねーよ!」とは思うけど...かわいいかも 脱酸素剤デザインのスマホカバーに反響
2021.04.09 11:00
食品などの酸化を防ぐために使われる脱酸素剤。
今回、そんな脱酸素剤のパッケージデザインに目を付けて「ある物」を作ってみたという投稿が、ツイッターで話題になっている。
その「ある物」とはスマホカバー。スマートフォンの形に合わせたカバーに、「脱酸素剤エージレス」「たべられません」という文字が入っている。食品包装の中でよく見る、あの小さな袋のデザインだ。
筆者は普段、袋から取り出してもすぐに処分していたから気付かなかったが、こうして改めてそのデザインを見てみると、紫と緑のコントラスト、斜めになった文字など、なかなかオシャレに見える。
このスマホカバーに対し、ツイッター上では、
「柄がかわいい」
「間違えて海苔の袋とかに仕舞いそうです」
「普通に欲しい!!」
「『誰も食べねーよ!!』ってツッコミされる未来が見えるw」
といった声が寄せられている。
中の人、ナイスアイデアです
話題になっているのは、「脱酸素剤エージレス」の公式アカウントによる、2021年4月7日の投稿だ。Jタウンネット記者は8日、脱酸素剤エージレスの販売元である三菱ガス化学(東京都千代田)に取材した。
取材に応じた同社の総務人事部広報グループの担当者は、今回こうしたスマホカバーを作った経緯について、
「もともと、事業部の方で『エージレスをもっと知ってもらいたい』という思いがあって、その一環としてエージレスの公式アカウントで情報を発信してきました。
アカウントにはいわゆる『中の人』が複数人いるのですが、その内の一人が発案して個人的に制作したものが、投稿にあったスマホカバーです」
と説明した。
担当者いわく、以前からエージレスの情報を発信していく中で、パッケージの柄自体に興味・関心を持っているという声を目にすることが多かったという。そうした理由もあって、この柄にフォーカスを当てて何かできないかと考えていたとのことだ。
担当者はツイッターでの反響に対して、
「素直に驚いています。特にツイッターでの反響を狙っていたわけではなかったのですが、思いのほか多くの方から『デザインがかわいい』といった声があったのは意外でした」
とコメント。現時点では正式に商品化して販売する予定などはないものの、こうした反響がある以上どうしようかと、目下方針を検討中とのことだ。