「期待をお掛けしています」 まるで工事現場な入社式の看板が話題→なぜ作った?社員に聞いた
「楽しく働いてほしい」の思いをこめて
このユニークかつ粋な入社式の様子に、ツイッターでは
「ユーモア溢れててめっちゃいいですね!!!」
「ドキドキで入社式に来てこんなの置かれてたらスキップで会場入りします」
「こんな洒落の効いた会社に入社したかった」
「期待をお掛けします、素敵」
といった反応が寄せられている。
Jタウンネット記者は2日、新光重機を取材し、ツイッターの担当者にこの看板について詳しい話を聞いた。
この看板を制作した経緯について、担当者は
「この1年間、コロナ禍という状況の中で学生たちも色々と大変だったと思います。
だから少しでも楽しく働いてほしくて、何かできないかと考えた結果、この看板を作りました」
と説明する。同社には今年、7人の新入社員が入ったそうだ。
看板は、重機に貼る「シール」を活用し、社員で手作りしたものだそう。
こういった工事現場風の看板は、19年にも社内の懇親イベントの際に作ったことがあるとのことだった。なんて楽しそうな会社なんだ......。
なお、この看板がツイッター上で話題となったことについては、
「うちの会社に限らず、全国の新入社員がコロナ禍であっても楽しく働ければいいなと思いました。また、これをきっかけにうちの会社や業界のことを知って、興味を持ってもらえればうれしいです」
ちなみに、この看板だが、肝心の新入社員の反応はどうだったのだろうか。
担当者に尋ねると
「ちょうど隣に(新入社員が)いたので聞いてみました。『面白かったです』と言っています」
とコメント。
電話口から楽しそうな笑い声が聞こえてきたので、記者はなんともほっこりしてしまった。
新入社員の皆さんには、どうか気を張りすぎず楽しく健康に、そしてユーモアをもって働いてもらいたい。