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「期待をお掛けしています」 まるで工事現場な入社式の看板が話題→なぜ作った?社員に聞いた

井上 慧果

井上 慧果

2021.04.02 21:32
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2021年4月1日、街では新入社員と思われるスーツ姿の若者をちらほらと見かけた。

コロナ禍という特殊な時期ではあるが、期待と不安を胸に多くの人が社会人初日を迎えたことだろう。

入社式も、多くの会社で行われたはずだ。オンラインで...というところも多いだろうが、感染予防をしながら、対面で行ったという会社も昨年よりは多かったような印象がある。

ツイッターでは、そんな入社式でとてもユニークな「看板」を設置したという会社が話題となっている。それがこちら。

見たことあるぞ...(画像は新光重機公式ツイッターより)
見たことあるぞ...(画像は新光重機公式ツイッターより)
「入社式をしています」

と書かれた看板。

そこに書かれているのは、日付と時間帯、場所、そして発注者「新光重機株式会社」、施工者が「先輩社員一同」......?

そう、これは紛れもなく工事現場に置かれている看板だ。工事の案内をする看板を模して、入社式が行われていることが掲示されている。よく見ると、本物であれば

「ご迷惑をお掛けします」

と書かれているはずのところが

「期待をお掛けします」

と上書きされている。また、その隣には

「お願い
新入社員の方は
勉強する姿勢と執念と
ユーモアを持ち続けて下さい」

というメッセージが、頭を下げる係員さんのイラストと共に書かれた看板も。

この形式も工事現場でよく見るものだ。

この画像は2021年4月1日、油圧ショベルカーやブルドーサーなどをはじめとした建設機械のレンタルを行っている「新光重機」(千葉県千葉市)の公式ツイッターが

「本日は入社式!」

と投稿したものだ。

工事現場で働く機械を貸し出す会社の入社式で、工事現場風の看板を掲出するとは......。「らしさ」にあふれる、素晴らしい取り組みである。

「楽しく働いてほしい」の思いをこめて
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