これぞまさしく「文鳥砲」だ 飼い主のもとへ駆けつける文鳥の躍動感が弾丸レベル
「来るッ...!」
何やら緊張感が漂うこんな文面と共に投稿された画像を、まずはご覧いただきたい。
写真中央、床から少し浮いた所の中空に、何やら小さい毛玉のような物がある。部屋のホコリなどが寄り集まって風に飛ばされでもしたのだろうか......い、いや違う、これは!?
よく見ると、赤みがかったクチバシや黒い線の入った顔が確認できる。
ホコリの塊が宙に舞っているのではなく、小さな鳥がこちらに向かって飛んできている瞬間を撮影した写真だったのだ!
こちらの写真に対し、ツイッター上では、
「文鳥砲だ!」
「躍動感すご!」
「次の瞬間、土手っ腹に風穴が...」
「衝撃に備えろッッ!!とか言ってそうですね笑」
といった声が寄せられている。
飛べ、弾丸のごとく
話題になっているのは、ツイッターユーザーの@suz_kinokoさんが2021年3月18日に投稿した写真。Jタウンネット記者は22日、投稿主の@suz_kinokoさんに取材した。
北海道在住のサラリーマンだという@suz_kinokoさん。写真の小鳥は桜文鳥という種類の文鳥で、名前は「きのこ」だという。
「『きのこ』は昨年12月生まれの若鳥で雛から育ててます。
私は元々野鳥撮影ばかりしていたのですが、ハイシーズンが冬なのに寒いのが苦手なので、室内で鑑賞できる文鳥を飼い始めました」(@suz_kinokoさん)
話題の写真は17日に自宅で撮影したもの。その時の状況について@suz_kinokoさんは、
「人懐っこくてお気に入りの場所と飼い主の間を行ったり来たりする習性を利用して撮りました。
床から飛んでくるタイミングを狙ってますが、画面中央付近でピントが合っていたり弾丸のようなフォームだったのは運が良かったからだと思います」
と振り返った。たしかに、ぴったりと羽を閉じて一直線に飛んでくる「きのこ」ちゃんは弾丸さながらだ。
撮影した写真について、@suz_kinokoさんは、
「連写で撮影した中にSNSなら大丈夫な画質のものが1枚あってよかった、というくらいですね。撮れ高は文鳥の機嫌に任せているので、いつもあまり期待せずに撮ってます」
と改めて感想を述べた。