小学生「このヨーグルト、賞味期限がぞろ目だ!宝物にしよ」→約10年後「あっ...」
完全防備で開封
当時はおそらく小学5年生だったという、ミスターえるさん。21歳になった現在は、漫画家を目指しながらフリーターとして働いているそうだ。
問題のヨーグルトは、掃除をしていたら偶然出てきたそう。
さっそく開封したときの様子を尋ねると、無言で動画のリンクが送られてきた。自身でYouTubeに開封動画を投稿したそうだ。
記者は、恐る恐る再生ボタンを押した。手のひらで目を覆いつつ、指のすき間からそっと画面を見る。
学習机の引き出しに、12年からずっと保管されていたヨーグルト。
何重にも手袋をし、防護服(100円ショップで購入した食事用エプロン)も身に着け、完全防備(?)のミスターえるさんがフタを開けると......。
ひっ............。
泥水のような、まっ茶色に変色した液体だ。ミスターえるさんが手袋をはめた指をつっこむと、どろりとして、やや粘り気があるようにも見える。
開けた瞬間、マスクを2枚重ねていたミスターえるさんの鼻には「異臭」が届いたそう。
その臭いをあえて表現するなら、「味噌が8割、排泄物が2割」とのこと。ヨーグルトと同じく味噌も発酵食品だが、何か関係があるのかもしれない。
開けたときの感想をミスターえるさんに聞いてみると、
「臭かったですが、実家のおばあちゃんの夜ご飯を思い出させる味噌の匂いがほのかにしました」
と、コメントした。今回の衝撃的な投稿に、ツイッターでは
「ヨーグルトに生命を与えたッ!!」
「開ける時はマスクを絶対にしたほうがいいですよ昔自由研究でカビの実験をしたときマスクをするのを忘れて家族全員風邪になったのでw」
「腐海の胞子が飛ぶかもしれないので、開封は外か屋内でも換気できる場所で。また、吸い込まないようにビニール等で、仕切りの簡易カーテンを間に。マスクを必ず着用してね!(仕事で菌を培養してたお姉さんからのお願いだ!)」
など、非常に多くの反応が集まっている。
これについても感想を聞くと、
「こんな1人の少年の話がみんな気になるなんて、平和で良いですね! より多くの人に楽しんで欲しいと思いました」
と、答えてくれた。
それにしても、これ以上に恐ろしいタイムカプセルはきっと存在しないだろう......。
良い子は絶対に、真似しないでね。